俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削得点の高い順の1224ページ目

「風船の行方を空へ問ひにけり」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 風船の行方を空へ問ひにけり

いちさん、こんにちは。
御句拝読しました。
御句、光景としてふた通り考えられると思いました。
一つは、風船がもう全然見えなくて、空に「どこへ行ってしまったの?」と聞くパターン。
もう一つは、まだその辺に見えていて、「これからどこへ行くのだろう?」と問いかけるパターン。
どちらでもいいかと思いますが、季語ですからなくなっているより、見えていたほうがいいかなと思うと、後者になりますね。それであれば、過去形の「問ひにけり」よりも、

・風船の行方を空に問ひかけり

のほうがいいような気がしました。
文法はあまり自信がありませんがよろしくお願いします。

点数: 1

「しゃぼん玉吹く子を待ちて風渡る」の批評

回答者 なお

添削した俳句: しゃぼん玉吹く子を待ちて風渡る

いちさん、こんにちは。御句拝読しました。しゃぼん玉も春風も春の季語ですから悩みますね!

私は、ちょっと句意を変えてしまいますが、吹く風には子の動作を待つつもりはないだろう、でも、吹く子は、しゃぼん玉をできるだけ遠くに飛ばそうと、風を待っているかもしれない。
そう思って、ちょっと語順等かを変えて、さらに主役のしゃぼん玉を立ててみました。

・風を待ち吹き込む息やしゃぼん玉
・渡る風待ちて吹く子のしゃぼん玉

よろしくお願いします。

点数: 1

「オムレツの腹の脹れて春来る」の批評

回答者 なお

添削した俳句: オムレツの腹の脹れて春来る

めいさん、こんにちは。
再訪です。
拙句に、「御句に対するゆきえさんのコメントに対するめいさんのお礼返信を読んで」とのコメントがありましたので、そういうの探すのは結構大変ですが、先ほど探して読みました。要するに、このゆきえさんへのお礼返信と同じ返事です、という意味でしょうか?
それなら、句意をつかんでいたということでしょうか。

最近、めいさんは、「ざけんじゃねえよふざけんな」「正論は嫌いなんだよ」「間違えたっていいじゃない」と、割とキツめに感情を表す句げ続いていますね。
最後の「間違えたっていいじゃない、は、これはその通りです。人間、誰でも間違いはあります。ものの本にも、「間違いは悪いことではない。悪いのはそれを認めなかったり、直そうとしないことである」というようなことが書かれています。

感情の発露としての俳句もありだとは思いますが、またこのオムレツのような句を聞かせてください。よろしくお願いします。

点数: 1

「雨に時には痛し母の顔」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 雨に時には痛し母の顔

東野宗孝さん、こんにちは。
御句拝読しました。
最初の春が抜けてしまっていますよ(笑)。
春雨や、ですよね。
「春雨に時には痛し母の顔」
そうだとしてコメントしますね。
正直、それでも意味がわからないと思います。
普通に読むと、「お母さんの顔に春雨が当たって、時々痛そうな顔をする」、みたいな。

コメントからしましたら、

・春雨や時には怖き母の顔

くらいであればなんとかわかると思いますが、ここから推敲スタートという感じでしょうか。
よろしくお願いします。

点数: 1

「春雷と思えどたがい雪おこし」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 春雷と思えどたがい雪おこし

まささん、こんにちは。
御句拝読しました。春の季語の「春雷」と、冬の季語の「雪起し」を合わせましたね。
「雪起し」は、冬に、雪が降る前触れのように鳴る雷。雪を起こすからでしょうか?

雷が鳴ったから、春を告げる春雷かと思いきや、たがい(違い)、これから雪が降るという雪起しだったよ〜。という句ですね。
暦の上では春だというのに、地域によってはまれに見る豪雪。お察しします。
御句、悩ましいのは、季節の違う二つの季語があることと、中央にある「たがい」が、「違って」の意味ではなく、「お互いに」の意味に取れるところでしょうか。
季語の件は、「春雷」は、そう思ったけど違ったということで、頭の中だけのことで季語の力は弱いと。
強いのは、実際に雪を降らせている「雪起し」であると。
そう取ることになると思いますが、そうすると、季節が冬に逆戻りしてしまうのが難点ですね。春なのに雪がたくさん降るからこその句ですからね。
春に降る雪の季語で、雪の果、名残の雪、別れ雪、忘れ雪などがありますので、これらを斡旋することにより、季節感のある句ができるのではないでしょうか。

・豊年の貢物なり忘れ雪
・豊年の重き空より別れ雪
・意に違ひ名残の雪の舞ひにけり

よろしくお願いします。

点数: 1

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