俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削投稿の古い順の1202ページ目

「透明な針を閉じこむ薄氷」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 透明な針を閉じこむ薄氷

感じさん、こんにちは。
御句拝読しました。氷は何本もの空気の筋が放射状に入りますよね。あれをお詠みですか?
すごく細かな観察眼ですね。よほど注意を向けて見ていないと気がつかないです。さすがです。

そしてそれを、比喩としてではなくそのまま詠みきってしまうところがすごいです。私などは、すぐ「針のような」とかにしてしまいますけど…。

御句に触発されて一つできましたので置かせてください。よろしくお願いします。

・針千本閉じこむごとく薄氷

点数: 2

「多喜二忌やペンを右手にもう一度」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 多喜二忌やペンを右手にもう一度

慈雨さん、こんにちは。
御句拝読しました。再起を目指して頑張っていらっしゃるとのこと、よくわかりませんがリハビリみたいなことですか?
それとも、学び直しのようなこと?

もしこれまでにご説明があったのなら、気がつかずすみません。

提案句、学び直しで考えました。

・多喜二忌やわれもリスキリングとやら

点数: 1

「二月とは穴のあきたるコッペパン」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 二月とは穴のあきたるコッペパン

げばさん、こんにちは。
拙句「終電」にコメントおよびご提案句有難うございました。
二句ともさすがげばさん。すごい。優れた感性。でも常識の範囲内で逸脱していない。誰でもできそうでできない。
こういう句をつくりたいと思っているのですよ。こんなことができれば類想とか凡人とか、そんなレベルから脱出できるのに…。

余談ですが、孫が春から「チャレンジ」始めるんだって。「紙に書いて送ると、丸とかつけてくれて戻ってくるのかい?」とか聞いたら、「何言ってるの?タブレットだよ!紙なんか送らないよ!」と言われました…。

点数: 1

「思い出を壊すキャタピラ能登の春」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 思い出を壊すキャタピラ能登の春

竜子さん、こんにちは。
御句拝読しました。
竜子さんですのでお伝えします。私の解釈が間違っていたらごめんなさい。

御句、「思い出を壊す戦車のキャタピラー」であれば大いに共感します。
ただ、能登でキャタピラーと言えば、私は日夜寝食を忘れて復興に取り組んでおられる方々の重機を思い浮かべます。
彼らは、膨大な瓦礫の中から、行方不明の人はもちろん、思い出につながるアルバム等を一生懸命に探しておられます。
思い出を壊したのは地震や津波あるいは火災であって、キャタピラーではないと思うのですが、いかがでしょうか。

・思ひ出を探すキャタピラ能登の春

私が読み違い、思い違いをしていたら申し訳ないことですので、どうぞおっしゃってください。
よろしくお願いします。

点数: 4

「春遠く吐息白しや窓の外」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 春遠く吐息白しや窓の外

星勲さん、こんにちは。
御句拝読しました。
俳句は原則として、季語を一つ入れます。それはもうご存知のことと思います。
なぜ一つかと言いますと、二つの場合、違う季節であればどちらのことだか焦点がボケますし、同じ季節なら、短い十七音の中で二度も言うのは重複しもったいないからです。

御句との場合、「春遠く」、これは正式に季語かどうかは別として、明確に冬を示しており、季語と言えるでしょう。
加えて「吐息の白し」、これは「息白し」で冬の季語です。

息白しだけで春は遠いことがわかりますので、その分、他の要素を入れることができます。

そのほかにも「や」の使い方や、下五の「窓の外」とかもお伝えしたいことはありますが、今回はここまでで失礼します。
よろしくお願いします。

点数: 0

なおさんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

啓蟄と聞き引きこもる虫嫌い

回答数 : 20

投稿日時:

春泥や差し伸べた手をシカトされ

回答数 : 21

投稿日時:

連休の計画を練る春炬燵

回答数 : 21

投稿日時:

四分咲きの梅満開の人出かな

回答数 : 18

投稿日時:

野遊びや人気は爺の握り飯

回答数 : 32

投稿日時:

なおさんの添削依頼2ページ以降を見る

その他の添削依頼

夕焼けや置いてけぼりの三輪車

作者名 めでかや 回答数 : 4

投稿日時:

去年の霜今年も霜の季なるらし

作者名 負乗 回答数 : 8

投稿日時:

紫陽花や始末の付かぬ季語なりし

作者名 めいしゅうの妻 回答数 : 0

投稿日時:

添削依頼をする!

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

▼添削依頼された俳句の検索

▼添削と批評(返信)の検索

ページの先頭へ

俳句添削道場の使い方。お問い合わせ

関連コンテンツ