俳句添削道場(投句と批評)

なおじいさんの添削最新の投稿順の1132ページ目

「信号を待ちて日陰は人の群れ」の批評

回答者 なおじい

添削した俳句: 信号を待ちて日陰は人の群れ

こんにちは。まほろばさま、いつもお世話になってます。
なんだか先日のコメントでは、どこか遠くに行ってしまうような印象でしたが、改名して間もなく再登場いただけたので嬉しく思っています。

ところで、いまさらですが「かたつぶり」さんとは、単にカタツムリのことだったのですか?私は、最初はそうだと思っていましたが、そのうち、なんだか哲学的になってきたので「片方の目は瞑って世の中を生きていく」みたいなことかと思うようになりました。
でもそれももう過去の名前ですね。「まほろば」、いいお名前です。まほさん。

さて御句、夏の暑い時には、私の会社の近くの信号も、みんなこんな感じでしたよ(笑)。

ここでちょっとご参考に、私の過去の投句で「炎天や日陰伝いに人の列」という駄句を引っ張り出してきました。句意は、暑いので人がみんな建物の日陰伝いに一列になって歩いている様を詠んだのですが、「日陰も季語」「片陰の一言で済む」「ラーメン屋を待つ行列?」「列では動きがない。波なら」というようなアドバイスをいただきました。どれも全くその通りです。
この私の駄句は、人が黙々と歩いている様を表したかったのに止まってみえた。それからすると、今回のまほさんの句は信号待ちですから立ち止まっていますよね。良かったですねー(って、それだけを言うためにわざわざ自分の駄句を?何考えているのか?)
提案句。原句でいいと思いますものの、言い換えのレベルですが一応置かせてください。
・信号を待てば日陰は人の群れ
・信号待ちすぐに日陰は人の群れ
・信号を待つ人群れる日陰かな

以上、わざわざ日なたに出ていく夏老人より、でした!

点数: 2

「野良犬もじつと見てゐる雨月かな」の批評

回答者 なおじい

添削した俳句: 野良犬もじつと見てゐる雨月かな

こんにちは。げばげば様、いつもお世話になってます。
拙句「淋しくば」にコメント、特に文法の件有難うございました。

御句、チャレンジャーげばとしては、兼題の月も雨月ですね。
まず私は雨月って、雨月物語という題名でしか知らなかったので、調べてみました。「雨で見えない月」との解説です。ということは、ここで「見ている」というのは、どういうことなのでしょうか?見えないけど見ようとしているということでしょうか?
この舞台は雨が降っているのだと思いますが、その空をじっと見ているのでしょうか?
次に、「野良犬」ですが、もはやほとんどいなくなったと思うのですが、ここはやはり、アウトロー的な存在が必要なのですね。
次に「も」ですが、私は、作者はここには出てきていませんが作者が見ていてこその「野良犬も」という表現だと思いました。自然と思います。

なんだか鑑賞力のない年寄りが重箱の隅をつつくようで申し訳ありません。
飼い猫を膝にのせて名月を見る景のほうに心が傾く年齢ですのでご容赦ください。よろしくお願いします。

点数: 1

「寝る吾子のふいに笑ふや月あかり」の批評

回答者 なおじい

添削した俳句: 寝る吾子のふいに笑ふや月あかり

こんにちは。はや様、いつもお世話になってます。

御句、私にも経験がありますよ。驚きますよね。でも、急に泣き出すよりいいし、そのまま笑いが止まらないのは困るけど、すぐに黙ってしまうから。「なんだか楽しい夢見ているんだな」とか思いますよね。

この句を「寝る吾子の笑顔照らすや月あかり」とかにしないところがはやさんです。これだと類句類想だと思いますが、「ふいに笑ふや」突然笑い出すというのがいいですね。

ちなみに私は「キャハハハ」と笑ったとは伝わらなくてもいいのではと思いました。原句ではニコッとした様子ですし、それで十分ではないかと思いました。ホラーは良くないです(笑)。

点数: 1

「稲すずめ淀にくちばし漱ぎけり」の批評

回答者 なおじい

添削した俳句: 稲すずめ淀にくちばし漱ぎけり

こんにちは。卯筒様、いつもお世話になってます。

御句、可愛らしい句ですね。スズメも食後は歯磨きするんだよ、と、子どもに教えたくなるような好ましい景だと思います。

「淀」は、ご自身のコメントでは水溜まりとのことで、それが自然かとも思いますが、調べてみると、川の流れの淀んだところとのこと、これも味わいがありますね。

「漱ぐ」という動詞、普段はあまり漢字を使いませんが、こうして漢字を見ると、漱石の名前の言われを思い浮かべます。
末尾は、「けり」は飛び立ってからの俳句、「をり」は今まさにそこにいるという景ですね。どちらも趣きがあると思います。
「すずめ」は、「 すゞめ」という表現もありますが変換がちょっと手間かもです。

点数: 0

「横顔のレリーフめける月の下」の批評

回答者 なおじい

添削した俳句: 横顔のレリーフめける月の下

こんにちは。知世様、いつもお世話になってます。

御句、私は「月が人の横顔のレリーフのように見える、その下にいる自分」をお詠みになったととらえていました。
ところが、皆さんのコメントを読むと、月の下にいる誰かの横顔がレリーフのようだ、というのが本当ですか?
恥ずかしながら、私にはまるでそういう風には読めませんでした。
あらためて、鑑賞力の無さを感じております。
九月になり、めっきり鑑賞力が落ちました。せめてカーンと晴れてでもくれれば…。

点数: 2

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