俳句添削道場(投句と批評)

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今朝の居間香り漂う沈丁花

作者 佐渡  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

居間の花瓶に指したまたつぼみの沈丁花が朝花開いてよい香りが部屋に漂っていた。

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「今朝の居間香り漂う沈丁花」の批評

回答者 なおじい

おじさんさん(なんだか変ですが、私の始まりのスタイルですのでご容赦ください)、こんにちは。初めまして。
私は「なおじい」という名前でこの道場で修業させていただいております。似たような名前のよしみでよろしくお願いします。

御句拝読しました。沈丁花はいい香りです。うれしい季節になりましたね。

「今朝の居間」と時期と場所をご説明いただいていますが、ちょっと、5W1Hの報告書のように思いました。
また、これは他の方々もおっしゃっていますが、沈丁花があれば香りは漂って当然で、逆に言えば、香りで近くにあるとわかるのが沈丁花なのです。それはすでに沈丁花という言葉が単に花の名前ではなく、季語として機能しているからです(金木犀とか、あと百合もそうだと思います。私は)。

提案句として二句置かせていただきます。
まず、「今朝の居間」を少し変えて残したものです。

・朝開く居間のコツプの沈丁花

「居間の花瓶の」ですとイサクさんの提案句と似てしまうので、もっと気軽に生けたことにしてコップとしました。

・居間を出てきた妻ほのか沈丁花

これは、いわゆる「なおじい句」というヤツでして、すみません、勝手に奥さんのほうが朝先に起きて居間に入り、作者より出てきたことにしてしまいました。これだけで、居間に沈丁花が生けてあると思ってもらえるかどうかわかりません。自己満足の「なおじい句」たる所以です。

これから、もう一つのカモのほうを拝読します。

句の評価:
★★★★★

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「今朝の居間香り漂う沈丁花」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

おはようございます。はじめまして。
俳句はあまりやってらっしゃらない感じでしょうか?

五七五、季語ひとつ、という形はできていると思いますので、次の段階へ。

「今朝」の「居間」という時間と場所。
「香り」が「漂う」という状態。
「沈丁花の香り」について説明・報告を受けているかのようで、あまり受け取った側が面白くありません。
俳句は十七音の「詩」ですので、受け取った側に余韻が残るように工夫すると、面白くなってきますよ。
「朝」を残して「居間」を省略したり、逆に「朝」を省略したり、「香りが漂う」という説明をやめてみたり・・・

・幽かなる居間の花瓶の沈丁花
・起き抜けの鼻をくすぐる沈丁花

点数: 0

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「今朝の居間香り漂う沈丁花」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
はじめまして。げばげばと申します。

575で季語一つ、きっちりいけてます!
沈丁花は香りが漂うのが真骨頂なので、季語にふくまれてる情報ではあります。沈丁花が居間にあるだけで、香は想像してくれます。あえて書かずに香りがするのかもなあと想像させるというのも俳句の醍醐味です。

もし香りと書くなら、少し工夫して、居間を通るたび沈丁花に気づくとか、二階の寝室柄沈丁花が届いてきたとか、少し報告を詩情にしていきたいですね!

朝起きの香は一階の沈丁か

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