「今朝の居間香り漂う沈丁花」の批評
回答者 なお
おじさんさん(なんだか変ですが、私の始まりのスタイルですのでご容赦ください)、こんにちは。初めまして。
私は「なおじい」という名前でこの道場で修業させていただいております。似たような名前のよしみでよろしくお願いします。
御句拝読しました。沈丁花はいい香りです。うれしい季節になりましたね。
「今朝の居間」と時期と場所をご説明いただいていますが、ちょっと、5W1Hの報告書のように思いました。
また、これは他の方々もおっしゃっていますが、沈丁花があれば香りは漂って当然で、逆に言えば、香りで近くにあるとわかるのが沈丁花なのです。それはすでに沈丁花という言葉が単に花の名前ではなく、季語として機能しているからです(金木犀とか、あと百合もそうだと思います。私は)。
提案句として二句置かせていただきます。
まず、「今朝の居間」を少し変えて残したものです。
・朝開く居間のコツプの沈丁花
「居間の花瓶の」ですとイサクさんの提案句と似てしまうので、もっと気軽に生けたことにしてコップとしました。
・居間を出てきた妻ほのか沈丁花
これは、いわゆる「なおじい句」というヤツでして、すみません、勝手に奥さんのほうが朝先に起きて居間に入り、作者より出てきたことにしてしまいました。これだけで、居間に沈丁花が生けてあると思ってもらえるかどうかわかりません。自己満足の「なおじい句」たる所以です。
これから、もう一つのカモのほうを拝読します。
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居間の花瓶に指したまたつぼみの沈丁花が朝花開いてよい香りが部屋に漂っていた。