俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の965ページ目

「盃の硝子光りて磯料理」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 盃の硝子光りて磯料理

やすさん、こんにちは。
御句拝読しました。ガラスの盃で冷酒を召し上がりながら磯料理!いいですねー。

硝子製の盃の別の言い方で「玻璃盃(はりはい)」というのがあります。硝子を美化した呼び名で、少し芸術品・高級品のイメージが出るでしょうか。

・玻璃盃の光る港の磯料理

上記の句は、玻璃盃にしますと「港の」という場所を示すワードも入れられますよ、なんて思っただけで、特別なものではないです。私ごとながら、若い頃にガラスの食器を扱っていたことがあり、一言お伝えしたくてしゃしゃり出てきました。
よろしくお願いします。

点数: 2

「初恋の絵には枠無し夏の海」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 初恋の絵には枠無し夏の海

こま爺さん、こんにちは。
御句拝読しました。いいですねー、初恋!おっしゃる通り、あの頃の記憶は薄れるどころか、どんどん広がっていくような気がします。昨日のことは忘れてしまうのに(笑)。

御句ですが、「絵には枠無し」という措辞は、わかるのですが、「絵」で「枠」と来ると、「額縁」とかを思い浮かべて、意に反して読みが具体的な方向になってしまうのではと。「額縁なんかで飾らなくてもいいんだ!押しピンでとめればいいのさ!」みたいな。
でもそれはそれでサザンみたいでいいかもですね!

私の提案句は、

・初恋は映画のやうに夏の海

「映画」は「シネマ」とお読みください。

ああ、なんだか、色々なことを思い出してきてしまいました(笑、汗、涙)。

点数: 6

「雷や棺の中のごとき我」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 雷や棺の中のごとき我

佐渡さん、こんにちは。
御句拝読しました。面白いなぁと思いました。怖くて死んだようだった、ということではなく、死んだように眠っていて気がつかなかった、ということですね。

一つだけ気になりましたのは、俳句は基本的に自分のことを詠むので、「我」と言わなくても自分のことだとわかってもらえるということです。
それからすると、

・雷や棺の中に居たごとし

と言えるかもしれません。「居た」は文語ですと「居し」となるのでしょうか、でも語呂が良くないので現代語にしました。
よろしくお願いします。

点数: 1

「昼寝覚め鴉は何を揉めてるか」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 昼寝覚め鴉は何を揉めてるか

くまたさん、こんにちは。
御句拝読しました。昼寝から目覚めてみたら、やたらとカラスが騒いでいる。うるさいな、お前たちのおかげで目が覚めてしまったよ、せっかく気持ちよく昼寝していたのに、というところですね。

現在の語順では、昼寝覚めよりカラスの騒がしさに力点が置かれているような気がします。
それよりも、騒がしさで起きたことは起きたのだが、まだ昼寝の気持ちよさを引きずっているような語順にしたいと思いました。

・鴉めら何を騒ぐや昼寝覚め

「鴉めら」とは、「鴉ども」みたいな意味です。「何を騒ぐや」の「や」は詠嘆の「や」ではなく、疑問の「や」です。

点数: 2

「炎天や自販機のない無人駅」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 炎天や自販機のない無人駅

佐渡さん、こんにちは。
拙句「雨音」にコメント有難うございました。提案句もいい感じで、いただきます!

御句拝読しました。無人駅は確かに、それだけでムードを漂わせ、光景の浮かぶいいワードですよね。

原句の自販機が無いというのも、げばさんのご提案の「佇つ」もいいと思うのですが、私はどっちつかずの提案を。

・炎天や自販機さがす無人駅

果たして作者は冷たいものが飲めたのか?

点数: 1

なおさんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

これしきの風に靡くや夏柳

回答数 : 7

投稿日時:

何もかも高い世なれどカーネーション

回答数 : 28

投稿日時:

行列の先頭いずこ陽炎へる

回答数 : 24

投稿日時:

車庫造るため引き抜きし桜かな

回答数 : 30

投稿日時:

ガラス戸に犯人の顔花の雨

回答数 : 25

投稿日時:

なおさんの添削依頼2ページ以降を見る

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餃子の具はみ出し笑う迎え梅雨

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秒針を眺むるだけの秋思かな

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