俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1562ページ目

「切り株に想い馳せたる紅椿」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 切り株に想い馳せたる紅椿

春の風花さん、こんにちは。御句拝読しました。それは残念だったですねー。
お気持ちはわかりますが、御句からでは、この切り株が、紅椿の木の切り株だとはわかってもらえないかもしれません。二物取り合わせのように読めます。紅椿の切り株のことなんだよ、と明確にしないとお気持ちが伝わりません。
また、中七で「思いを馳せる」と言ってしまわずに、「ああ、この人は、伐採された切り株を見て、たくさん咲いていた頃に思いを馳せているのだな」と思ってもらえるような作りにしてみませんか?

・紅椿の伐採跡にうずくまる
・伐採の紅椿ここに咲きにけり

あまりよくない。すみません、他の方々のコメント、提案句を参考になさってください。
よろしくお願いします。

点数: 1

「野を焼くや道路横切る煙かな」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 野を焼くや道路横切る煙かな

中山瑛心さん、こんにちは。
御句拝読しました。野焼きに熱心ですね。
一般に、切れ字(有名なのは、や、かな、けり)は一つだけと言われています。その理由は、切れ字は詠嘆や場面転換を示すので、十七音の中で一度ならまだしも二度も場面転換されたり詠嘆されたりでは、読み手はどこに焦点を絞って鑑賞したらいいかわからなくなります。
鰻丼は美味しいですし、カレーライスも美味しいですが、鰻丼にカレーがかかっているのは、敬遠したいです。
ごめんなさい、前置きが長くなりましたが、御句、「野を焼くや」と、下五「煙かな」のどちらかの切れを外して焦点を一方に集中したいです。

・野を焼くや道路横切る薄煙
・農道を渡る野を焼く煙かな

だいたいこんな感じかと。よろしくお願いします。

点数: 0

「布団干すベートーヴェンを聴きながら」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 布団干すベートーヴェンを聴きながら

塩野 薫さん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。面白いですねー。クラシックを聴きながら家事ですか?それもベートーヴェン?

私は、単に「田園」としたのではこの句の面白みが出ないと思いました。そもそも、交響曲とわかってもらえず、広々とした農村風景が浮かぶだけかも。
めいさんのように、「聴きながら」を活かすとそんなことはないですけどね。
せっかくのベートーヴェン、そのままいただきたいです。ましてベートーベンでなくベートーヴェンですから!

・布団干すベートーヴェンの第六番

動詞を一つにして、田園なんですが、農村と誤読されないようにしました。「聴きながら」なのかどうかは、読み手に想像してもらいましょう。
よろしくお願いします。

点数: 1

「春の日を東京行の荷に詰める」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 春の日を東京行の荷に詰める

いちさん、こんにちは。拙句「古民家」にコメントおよびご提案くを有難うございました。「昭和のまま」、いいですねー!

御句拝読しました。これはいい。青春フォークソングのようです(これこそ昭和)! いい意味で、カラオケの映像のようです(褒めてます)。
ただ、「春の日を詰める」というのが、考えてみると具体性がなく、ちょっとムードに流れているかも。
ここは少し抑えて詠んでも、充分に意味が伝わるのではと思います。

・春の日や東京行きの荷を詰める

これでわかってもらえると思うのですが、ダメかなぁ。
よろしくお願いします。

点数: 1

「椅子の脚太し建国記念の日」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 椅子の脚太し建国記念の日

感じさん、こんにちは。拙句「古民家」にコメントおよびご提案句を有難うございました。「匂う昭和」、いいですねー。勉強になります!

御句拝読しました。うわー、これはいいですねー。
私がよく応募する句選で入選しそうな句です。私レベルだと、「え?これって、どーゆーこと?」とかわからない。でも入選句だから選者の解説がついていて、神武天皇の玉座のことだと教えてくれたりする。レベルが違います。
悔しいですが(笑)、このままいただきます!

点数: 1

なおさんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

啓蟄と聞き引きこもる虫嫌い

回答数 : 5

投稿日時:

春泥や差し伸べた手をシカトされ

回答数 : 20

投稿日時:

連休の計画を練る春炬燵

回答数 : 21

投稿日時:

四分咲きの梅満開の人出かな

回答数 : 18

投稿日時:

野遊びや人気は爺の握り飯

回答数 : 32

投稿日時:

なおさんの添削依頼2ページ以降を見る

その他の添削依頼

麗かや釣れぬ同士が昼のめし

作者名 久田しげき 回答数 : 3

投稿日時:

夕焼けやパーセントの残り光る

作者名 独楽爺 回答数 : 4

投稿日時:

節分や鬼の面揺るる夢の底

作者名 よね 回答数 : 4

投稿日時:

添削依頼をする!

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

▼添削依頼された俳句の検索

▼添削と批評(返信)の検索

ページの先頭へ

俳句添削道場の使い方。お問い合わせ

関連コンテンツ