俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1560ページ目

「春暁や雫の気配目覚めたり」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 春暁や雫の気配目覚めたり

東野宗孝さん、こんにちは。
御句拝読しました。お気持ちはわかります。暖かくなって、早くから明るくなりますからね。
ただ、リズムがちょっと、と思いました。
これ、本当は、「雫の気配に目覚めたり」となさりたかったのではないでしょうか?でもそうすると中八になってしまう。ということで、「雫の気配目覚めたり」となさった(違っていたらごめんなさい!)。
でもそうなさったために、雫の気配で切れてしまい、三段切れっぽくなっているのと、雫の気配が目覚めたように読めてしまいます。
私は、現実問題として、さすがに雫の気配では目が覚めないのではと思いますので、

・春暁や雫の音に早や目覚め
・春暁や落ちる雫に目覚めたり

「雫の音」や「落ちる雫」は多少言葉の重複感がありますが、とりあえずこれで置かせてください。よろしくお願いします。

点数: 1

「ボウイング揃ふワルツや春の宵」の批評

回答者 なお

添削した俳句: ボウイング揃ふワルツや春の宵

ゆきえさん、こんにちは。
ご投句を有難うございました。
そうですか、あなたでしたか!どうりでコメントが秀逸なはずです。
またよろしくお願いします。
御句拝読しました。夏の宵もいいですが、春の宵もいいですね。
またよろしくお願いします。楽しみが増えました!

点数: 1

「野焼きの煙車窓らを被せおり」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 野焼きの煙車窓らを被せおり

中山瑛心さん、こんにちは。
御句拝読しました。
きついかもしれませんがお伝えします。
御句、詠み終えて、投句する前にご自身でお読みになって、不自然と思いませんでしたか?
大きく三点。
1. 俳句は五七五が基本なのに、七五五になっています。もちろんこれは絶対ダメということはないですが、御句は句またがりの効果が出ておらず、ただ流れが良くないだけです。ご自身でも、「すいません」とおっしゃっている。基本に忠実に。

2. イサクさんでなくても、誰でも感じると思いますが、「車窓ら」の「ら」、これはおかしいです。

3. 下五「被せおり」ですが、何が何を被せていますか?コメントからすると、「通る車に野焼きの煙が覆い被さる」とおっしゃっていますね。でも俳句では、「野焼きの煙が車の窓を何かに被せている」となっていて意味不明です。

きついコメントのようですが、もう一度お考えになってはいかがでしょうか。

・車みな覆う野焼きの煙かな

よろしくお願いします。

点数: 1

「雪かきて身も心も軽やかに」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 雪かきて身も心も軽やかに

美穂さん、こんにちは。
御句拝読しました。町内一斉の雪かき、お疲れ様です。
先に慈雨さんがいいコメントしてますので、被るところは簡単に。
中七の字足らずは損ですが、それよりも、身も心も軽やかになったのはいいのですが、それは作者の主観で、他の人にはまるでわからないですよね。
それよりも、町内の一斉除雪を終えて、何がどう変わったかを伝えるのです。
そうすれば、読み手は、「ああ、それはご苦労様でした。すっきりと、身も心も軽やかになったでしょう」と言ってくれる。
そんな作りにしてみたいです。

・雪かきて街に人出の戻りけり

ちょっと普通か。いっそ、

・雪かきて午後はスカートハイヒール

よろしくお願いします!

点数: 0

「喪の明けていつしか雪の山野かな」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 喪の明けていつしか雪の山野かな

いるかさん、こんにちは。
お祖父様が亡くなったのですね。今は昔の話だとのことですが、お悔やみ申し上げます。

御句拝読しました。前句の雪見のほうから気になっていたことを二点お伝えします。
まずコメントで、「喪の明けて」、とのことですが、かなり長い間のことですか?いつしか雪景色になってしまうほど、外に出なかったのですか?
その辺の時間の経過がよくわかりませんでした。
これが、「通夜明けて」とかならわかります。通夜一晩のうちにいちめんの銀世界になっていたという。

次に、読み替えなさいましたが、最初は「雪見の」でしたよね。雪見は花見や月見のように、雪を見ながらの宴席だと思います。喪が明けたらすぐにそういうことをするのか?と、ちょっと疑問に。
私は中八の修正のために雪見をやめたのか、上記の意味的にやめたのかわかりませんでしたので、こんなことを書いてます。

・通夜明けていちめん雪の山野かな

よろしくお願いします。

点数: 1

なおさんの俳句添削依頼

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