俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1166ページ目

「偕楽園千湖眼下に凧上がる」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 偕楽園千湖眼下に凧上がる

ゆきおさん、こんにちは。リーフかリースかの句以来ですね。

御句拝読しました。
皆さんおっしゃっているように、固有名詞を入れることの是非でしょう。
固有名詞を入れるのは、具体性が増すとか、イメージが膨らむとかの良さがありますが、逆に読み手の想像を制限してしまうこともあります。

私が御句で感じましたのは、上記のことはさておき、作者がどこにいるのか?というところです。
千湖というのは存じ上げませんが、湖でしょう。それを眼下に見下ろすというのは、それなりの高台に登っていることになります。

私としては、偕楽園の平坦な庭園のイメージとマッチしないのです。

これが例えば、

・筑波嶺の千湖眼下に凧上がる

とかですと、なんかイメージはつかめるのですが。

点数: 1

「黒龍を神とし鎮む寒造り」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 黒龍を神とし鎮む寒造り

気まぐれ亭さん、こんにちは。
御句拝読しました。
何やらメディアで入選なさったそうで、おめでとうございます!「一句一遊」って名前は聞いたことはあります。夏井先生ですね!?

黒龍は私も好きですが、そういう意味があったのですね、知りませんでした。
御句は、「鎮む」がちょっとよくわかりませんけれど、でも何か、酒作りの厳粛な雰囲気が伝わってきます。

余談ですが、福井では「一本義」という酒も美味いですよ(笑)。黒龍よりも安い!

点数: 0

「偕楽園千湖眼下に凧上がる」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 偕楽園千湖眼下に凧上がる

ゆきおさん、再訪です。
前のコメントで私は、作者が偕楽園にいて千湖を眼下にしているのかと思い、それは違和感があるとお伝えしました。

しかし一夜明けて読み返しましたところ、作者は、偕楽園も千湖もともに眼下に見下ろせるようなところにいるのかもしれないと思いました。
そうなるとこの句は出来ています。

失礼しました。

点数: 0

「初暦寝ても覚めても俳句日々」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 初暦寝ても覚めても俳句日々

笙染さん、こんにちは。
御句拝読しました。すごい俳句熱ですね!

ちょっと二点、気になりました。
一つ目、「寝ても覚めても」という措辞は、「一日中」という意味で昔から広く使われてきた成語で、目新しさがありません。これが中心にどかっと座ることの是非です。

二つ目は、「俳句日々」という下五です。「俳句の日々」という意味だと思いますが、すみませんが無理やり五音に縮めたような気がします。まだ「日々俳句」のほうが耳にスッと入るような気がします。

今日はコメントのみで失礼します。

点数: 2

「見ぬふりに街の凍て風吾を責む」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 見ぬふりに街の凍て風吾を責む

前田 安昌さん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。「厳しくしてください」とのことですのでそのようにさせていただきます。

俳句は、自分の気持ちを詠むというのもありますが、基本的には、目の前の景色を詠んで、それで自分の気持ちを表すというのが俳句の醍醐味のようです。

それからしますと、冷たい風が私を責める、と自ら言ってしまわずに、何か状況を伝えて、「ああ、それなら『冷たい風に責められている』と思っても無理はないな」、と読み手に想像させるほうが、韻文としては奥深くなるのではと思います。

一例ですが、

・義援金すら出さぬ吾に凍つる風

これは、別に風が私を責めるとは言っていませんが、責めてるように読めませんかね?

点数: 1

なおさんの俳句添削依頼

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