「見ぬふりに街の凍て風吾を責む」の批評
回答者 なお
前田 安昌さん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。「厳しくしてください」とのことですのでそのようにさせていただきます。
俳句は、自分の気持ちを詠むというのもありますが、基本的には、目の前の景色を詠んで、それで自分の気持ちを表すというのが俳句の醍醐味のようです。
それからしますと、冷たい風が私を責める、と自ら言ってしまわずに、何か状況を伝えて、「ああ、それなら『冷たい風に責められている』と思っても無理はないな」、と読み手に想像させるほうが、韻文としては奥深くなるのではと思います。
一例ですが、
・義援金すら出さぬ吾に凍つる風
これは、別に風が私を責めるとは言っていませんが、責めてるように読めませんかね?
点数: 1
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