俳句添削道場(投句と批評)

卓鐘さんの添削最新の投稿順の71ページ目

初蚊とは思ふ間もなく打ちにけり

回答者 卓鐘

添削した俳句: 初蚊やと思ふ間もなく打ちにけり

詠もうとした景はとてもいいと思いますし、なんとも言えぬ後悔とまではいかない殺生に対しての思いというかとても共感できる句です。最後の「にけり」の詠嘆もとても効いてますね。

2点ほど。
1、「や」について
これは詠嘆のやではなく、だ!という意味の方ですね。XXや!というのは方言ぽいし、詠嘆と紛らわしいので、普通に「だと」くらいでいいかもしれません。
(詠嘆だとすると、その次の「と」がおかしいので)

2、「思ふ間もなく」
あんまり言いたくないのですが、「説明」と言われちゃうでしょうね。説明もケースバイケースで、それが返って映像をありありと描写するケースもあるのですが、この場合、どうでしょうか。こう書きたい意図は十分すぎるくらい分かるのですが、「思う間も無く」と説明しないで表現できないか考えたくなりますね。

考えてみた結果、初蚊であることを打った後に気づいた。そして打ってしまったことへのちょっとした罪悪感。これを表現するには、この説明しか私も思いつきませんでした。変なこねくり回しかたになりそいう。ここは、不本意ながらこのままで。

2点を踏まえた上でも良い句だと思いました。

点数: 1

あきらめよ生家跡地の草いきれ

回答者 卓鐘

添削した俳句: あきらめよ生家跡地に夏の草

うむ。どうしてもくすぶる感情を全面に出さないと気が済まないといったところですかね(苦笑)本来、感情を全面に出すのは川柳とか短歌の方が文学形式とは会っているとは思うものの、感情むき出しや皮肉たっぷりの名句・良句があることも事実なので、そういう名句がなおじいさんから生まれることを楽しみにすることとします。

げぢげぢよ誓子嫌ひを匐ひまはれ 山口誓子
恩知らぬ君らに雪うさぎを贈る 夏井いつき
ほっといてくれよ恋猫なんだから 夏井先生主催の悪態俳句への投句より

成功している要因を考えてみるのも良いかもですね。
季語がちゃんと生きていること
・そのおかげで詩が成立していること
まずは、こんなところが成功の秘訣かもしれません。本当にケースバイケースで絶対的な評価ができるものでもないですが。

その観点で、本句見てみると季語「夏の草」が生きているとは言いがたく思います。特に「あきらめよ」との相性が悪すぎる。「夏の草」の本意は、その生命力・しぶとさにあるかと思います。それに対して「あきらめよ」と。「夏の草」ただ更地を荒らすただの草としてしか詠まれてないように見えます。

「あきらめよ」が、「夏の草」という季語によってここは諦めて新たな道をしっかりと生きていこう!という決意見たいな意味を持ち始めますが、助詞「に」によってそうした決意というよりもなんとなく、名残惜しさが垣間見える句になっています。夏の草を活かすなら「に」ではなく「の」ですかね。

これからの前向きな気持ちではなく名残惜しさを言いたいのだとすると、詩情が薄いため「あきらめよ」「夏の草」はあきらめよ。となるかなぁと。^^

点数: 1

夕凪やリゾートホテル立ちつくす

回答者 卓鐘

添削した俳句: 夕凪や三角ホテル立つくす

こんばんわ。
まずは、些事から。「たちつくす」は「立尽す」か「立ちつくす」の表記がいいような気がします。立ちと送り仮名を付けなくても間違いではないようなのですが、あまりみない表記なので特に意図がなければ。(よくある表記だったらすみません。)

「三角ホテル」で固有名詞でしょうか形状のことでしょうか?ネットで調べても出てこなく。。
何れにしても、夕凪の時間帯、風も止み、人の出入りもなく、大きなホテルだけが突っ立っているように見えた。ホテルの窓には、夕日眩しく当たっていて人の影は見えない、波のかすかなぴちゃんぴちゃんという音だけが聞こえてくる。そんな感じの光景ですかね。

「立ちつくす」の擬人化はうまくいっていると思うので、あとは三角ホテルの謎だけですね。(私が無知なだけならすみません)

点数: 0

臨終の父の病室蝉時雨

回答者 卓鐘

添削した俳句: 臨終の父に窓から蝉時雨

大変でしたね。

臨終の父と蝉時雨の取り合わせは、生死の対比、儚さへの感慨などがイメージされ抜群に良いと思います。

蝉時雨が外から聞こえてくるのは当たり前なので、「窓から」は不要かと思います。

点数: 1

「白浴衣すなおでいるは難しき」の批評

回答者 卓鐘

添削した俳句: 白浴衣すなおでいるは難しき

すごい句ですね。「難しき」の連体形の抑えもとてもいいと思いました。難しいことであるなぁという余韻が効いていると思いました。例えば、「難しく」では、言い訳がましくてダメですね。

点数: 1

卓鐘さんの俳句添削依頼

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