俳句添削道場(投句と批評)

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あきらめよ生家跡地に夏の草

作者 なおじい  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

この春に生家を解体し、更地にして売却しました。もはや私の家はなく、なんの権利もないのになぜか気になり、たまに様子を見にきます。

最新の添削

「あきらめよ生家跡地に夏の草」の批評

回答者 白南風と黒南風

添削ありがとうございました。
私が「書机に離婚届と蝉の殻」の助詞を「と」にした理由は以下になります。

そもそも蝉の殻を家に置いてある状況は不自然ですよね。大人で蝉の殻を集めてる人は珍しいのではないでしょうか。
この句は小さいお子さんがいらっしゃるご家庭が舞台になります。
蝉の殻を拾ってきてしまうような子がいる中でも、離婚をするという決断をしたご夫婦が主役になります。

これからどんな運命をたどることになるのだろうかというお子さんの「やるせなさ」、脱皮して新しい人生を切り開いていこうというお母様のサバサバした「希望」、また父親の「後悔や失望」を蝉の殻に込めたつもりです。

モデルはいますが、イメージの中の句になります。源氏物語のような‥というお言葉は本当に嬉しいです。言葉を使う趣味を持っている身としては、この上ない賛辞だと思っております。
これからも添削のほどよろしくお願いします。

御句は、上五のあきらめよのインパクトが強くてよいですね。
あきらめよというのが、夏の草が言っていると感じることができました。

句の評価:
★★★★★

点数: 2

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添削一覧 点数の高い順に並んでいます。

夏草生え揃ふ生家跡地かな

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんばんは。

「あきらめよ」と上五の最初っから答えを出さずに、句の受け手を信頼して読ませた方がよいのではないでしょうか。

なおじい様も狙って使っていると思いますが、季語「夏草」には、俳聖芭蕉さまのおかげで「夢の跡」というイメージが付いてきますので、その季語のパワーを借りましょう。

いろいろ考えましたが「~かな」構文が生きそうなので、上の提案句は破調にします。

・夏草や幼き頃は夢のあと

点数: 1

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あきらめよ生家跡地の草いきれ

回答者 卓鐘

句の評価:
★★★★★

うむ。どうしてもくすぶる感情を全面に出さないと気が済まないといったところですかね(苦笑)本来、感情を全面に出すのは川柳とか短歌の方が文学形式とは会っているとは思うものの、感情むき出しや皮肉たっぷりの名句・良句があることも事実なので、そういう名句がなおじいさんから生まれることを楽しみにすることとします。

げぢげぢよ誓子嫌ひを匐ひまはれ 山口誓子
恩知らぬ君らに雪うさぎを贈る 夏井いつき
ほっといてくれよ恋猫なんだから 夏井先生主催の悪態俳句への投句より

成功している要因を考えてみるのも良いかもですね。
季語がちゃんと生きていること
・そのおかげで詩が成立していること
まずは、こんなところが成功の秘訣かもしれません。本当にケースバイケースで絶対的な評価ができるものでもないですが。

その観点で、本句見てみると季語「夏の草」が生きているとは言いがたく思います。特に「あきらめよ」との相性が悪すぎる。「夏の草」の本意は、その生命力・しぶとさにあるかと思います。それに対して「あきらめよ」と。「夏の草」ただ更地を荒らすただの草としてしか詠まれてないように見えます。

「あきらめよ」が、「夏の草」という季語によってここは諦めて新たな道をしっかりと生きていこう!という決意見たいな意味を持ち始めますが、助詞「に」によってそうした決意というよりもなんとなく、名残惜しさが垣間見える句になっています。夏の草を活かすなら「に」ではなく「の」ですかね。

これからの前向きな気持ちではなく名残惜しさを言いたいのだとすると、詩情が薄いため「あきらめよ」「夏の草」はあきらめよ。となるかなぁと。^^

点数: 1

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夏草に譲渡しし生家かな

回答者 知世

句の評価:
★★★★★

「デスクまで〜」にコメントありがとうございます。
海の匂い、しますよね。
なおじい様の句のオフィスを出てマスクを外した開放感と海風の取り合わせ良いなあと思います。

私も提案させていただきましたが、平凡な句になってしまいました。
元の句の方が夏草の生命力に圧倒される気持ちも生家への未練も良くわかると思います。

点数: 1

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あきらめよ生家跡地の夏草や

回答者 74

句の評価:
★★★★★

なおじいさん、こんにちは。いつもコメントありがとうございます、励みになります。
実は蛙の石像を見た記憶は残っていても中尊寺に立ち寄ったことはすっかり忘れていました。一人で運転して宿も取らず仮眠(気絶)だけの強行軍は全くもって良くありませんね…金色堂も見たはずなんですが…
拙句で着地点にした「め」は絵馬のことも調べるまですっかり忘れていましたので、ただ単に「あの蛙(石像)の目はくりっと印象的だったなぁ」と選んでいました。
なおじいさんのご利益まで検討した提案には頭が下がるばかりです。なおじいさんも「ので畳み掛ける手法」を取られたのですね。峯の薬師の…と続くとリズムがとても良いですね。

御句のノスタルジックな雰囲気好ましいです。そのままで俳句らしさを強くするのは…
あきらめよ生家跡地の夏草や
こんな感じでしょうか?
がらんどう生家跡地の夏草や
というのも思い付きました。侘しさのような、やるせなさのような強い感情表現は難しいですね。

点数: 1

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秋近し生家跡地は更地なり

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんばんは。

素敵な句ですね。なおじいさんのかつての生家が、、、。というから気持ちが伝わってきます!

あきらめよ、と言わずにその気持ちを季語に託してみた提案句、いかがでしょう?

点数: 0

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