花無くも色濃き夏草父に似て
回答者 小西晴菜
添削した俳句: 夏草や花実咲かねど色は濃く
なおじい様。いつも丁寧なアドバイスをありがとうございます。拙句「大輪と」の提案句を二つもいただき恐縮しております。花火大会中止の句ですが「がっかり、残念」を強調するより、花火の綺麗さや楽しさを表したいと思ったのですが、わかりにくいコメントになってしまいました。にもかかわらず、句意を尊重して詠んでくださりありがとうございます。
さて、御句ですが、初見で、亡き父を思い出してしまいました。もちろん無冠無名の一庶民ですが、他人には絶対媚びない、嫌われても自分を通す、良くも悪くも個性と生命力の強い人で、昭和・平成を生き抜き、最期は大往生でした。
いつも、作者の意図を尊重してくださるなおじい様の姿勢に反して、自分勝手な改ざん、故人に免じてお許しください。
点数: 1