「たんぽぽや重度の印の診断書」の批評
回答者 ハオニー
人様の俳句の真意を汲み取り、俳句の力を信じてきちんと返句する
俳句でどういうことが出来るか、かぬまっこ様にはきちんとお分かりなのですね
中七リフレインとか、感情をダイレクトに出す言葉とか、季語「たんぽぽ」とか、これはと唸るところがたくさんあります
「THE ALFEE」の「タンポポの詩」の歌詞に、「踏みにじられて倒されても何度も起き上がるんだ」というフレーズがあります
そのたんぽぽには、かわいらしいイメージのほかにも逞しい・復興のイメージがあるのです
「たんぽぽや」で読み手がどちらを想像するかによって、この句の評価は違うものになってきます
でも竹内様が表現したいことが、「私の息子がなんでこんな目に...」という感じではないと不思議と分かります
「息子も頑張ろうとしているし、私も負けていられない」なのだろうなというものが見えてきました
そちらに寄せるために、たんぽぽは最後までとっておきます
診断書「重度」立ち上がれたんぽぽ
出来ないことを嘆くより、出来ることを喜ぶ方がいいことです
出来なかったことを出来るようになることを喜ぶのもいいことです
俳句は考えてやれば伸びます
一生喜べる趣味なのです
点数: 2
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季語「たんぽぽ」
息子の発達診断で何日もかけて検査、問診、行動観察…くたくたになって息子も大パニックを起こし…結果は「重度」でした😣
※かぎかっこ「」が、入力できませんでした。
診断書にも保険証にも「重度」の印が押され、疲れてバギーで眠る子と帰り道に一句。
季語「たんぽぽ」に重すぎる取り合わせで申し訳ないですが、ひとりつぶやいてみました。