俳句添削道場(投句と批評)

小西晴菜さんの添削最新の投稿順の6ページ目

夏柑やマイナス乗じたプラスあり

回答者 小西晴菜

添削した俳句: 夏柑やゼロをかければゼロと知る

げばげば様、いつも丁寧なアドバイスをありがとうございます。
御句、私はとても気に入りました。まず、「知る」を「思い知る」のニュアンスと感じたので、若い人が(あるいは若い頃に)未熟さが原因で何かを失った、「ゼロ」にしてしまった、という悔悟かと思いました。とすれば、恋人や友人関係でしょうか。
そこで思い出したのは、学生時代の友人です。私ふくめて男女ふたりずつでしたが、A子とA男はいつも口喧嘩ばかりしていて、いかにもマイナス同志の間柄だったけれど、後に結婚しました。私とB男は、趣味も共通し、一見プラス関係のようだったけれど、当たり障りない表面的な付き合いで、いつのまにか疎遠になりました。
ああ、そうか。A子たちは、マイナス×マイナス=プラス。私とB男はずっとゼロ地点にいて0x0=0 だったんだなあ、と思いました。何十年も前の、文字通り甘酸っぱい思い出です。
掲句、提案でも、添削でもありません。御句に勝手に乗っかりました。ご容赦ください。

点数: 1

若坊主原付駆って宅施餓鬼

回答者 小西晴菜

添削した俳句: 宅施餓鬼原チャ跨がる坊盛夏

タケモト様。はじめまして。御句、拝読いたしました。
季語については先輩諸氏のご指摘通りだと思います。
原付バイクを「原チャ」「跨る」、僧ではなく「坊」と表現されている点から、お会いになったのは、ご僧侶、ご住職様というより、修行中、駆け出し、跡継ぎといったイメージの若いお坊さんと推察します。多忙な盆時期なので、ご住職に代わって檀家回りとか。そこで「駆る」を使ってみました。見当違いならば、ご容赦ください。
蛇足ですが、「宅」「施」「餓鬼」の字を見ていたら、ウーバーイーツを思い出してしまいました。

点数: 1

かなぶんぶんお墓に埋めて新学期

回答者 小西晴菜

添削した俳句: 俳句二字しりとりゲーム実施中

51句目。前句「かわたれの銀杏を焼く厨かな」
次は、「つき」でお願いします。

点数: 1

「ワクチンの予約を終へて八月尽」の批評

回答者 小西晴菜

添削した俳句: ワクチンの予約を終へて八月尽

卓鐘さま。いつも丁寧なアドバイスをありがとうございます。なかなか返信できず申し訳ありません。
特に「銀杏」の句については、季語の考え方を示唆してくださり、とても勉強になりました。実際の季節と、歳時記の季節、自分が表現したいものとのギャップにいつも悩むので、もっとセンスを磨いて表現の幅を広げたいと思いました。今後ともよろしくお願いします。

点数: 1

「死神のさげの蝋燭消えて秋」の批評

回答者 小西晴菜

添削した俳句: 死神のさげの蝋燭消えて秋

げばげば様。いつも丁寧なアドバイスをありがとうございます。なかなか返信できず、申し訳ありません。
私も、歌や映画や文芸などについて詠もう!と思いつくことはあるのですが、あれこれ悩んでまとまらず断念、というパターンばかりなので、幅広いジャンルから句材を取られるげばげば様の作品、興味深く拝見しています。
特に御句は、2倍楽しめたので、感想をお伝えしようと思います。
子どもの時、よく読んだグリム童話の絵本の死神の挿し絵が印象的だったため、私は「死神」と聞いたら原典のグリム童話を思い浮かべます。自分の命を誰かが蝋燭で管理しているかもという「ちょいコワファンタジー」感覚は、知世さまのご指摘どおり、落語を知らなくても、米津玄師を知らなくても、またグリムを想起してもしなくても楽しめると思います。

さらに、「さげ」で落語と気づいたら、寄席の風景が浮かびました。残暑厳しい夕方に、暑気ばらいよろしく演芸場に立ち寄ると、お誂え向きの怪談噺。初めはうちわパタパタさせながら聞いてたけど、次第に噺に引き込まれ、最後の蝋燭がフッ、のところで背中にヒヤッとしたものが走り····。
演芸場の外に出たら、噺のせいか、本当に気温が低いのかわからないけど、何だか風が冷たく感じられ、おっと、演芸場にうちわ忘れて来ちまったよ、まあいいか、もう秋だからいらねぇな、とっととけえるとするかぁ、と浴衣の衿を合わせて·····。

すみません、妄想に走りました。また、こんな素敵な句をお願いします。
お後がよろしいようで。

点数: 1

小西晴菜さんの俳句添削依頼

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回答数 : 6

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