「死神のさげの蝋燭消えて秋」の批評
回答者 まほろば
げばげば様。大西日〜の拙句に丁寧なコメントと添削案をありがとうございました。みなさんからやはり説明になっていると指摘を受けました。
落語は余り素養がありませんが、御句に啓発されて覗いて見たくなりました。ありがとうございます。
点数: 1
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作者 げばげば 投稿日
回答者 まほろば
げばげば様。大西日〜の拙句に丁寧なコメントと添削案をありがとうございました。みなさんからやはり説明になっていると指摘を受けました。
落語は余り素養がありませんが、御句に啓発されて覗いて見たくなりました。ありがとうございます。
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回答者 イサク
こんばんは。
落語と米津、やろうとしていることはハートを直撃なのですが・・・
やりたいことが多すぎて句全体が説明です。
「死神のさげの蝋燭」これが全部説明です。
「落語のワンシーン(なおかつ噺の中でも異世界)」「実景に落とし込もうとしていない」「【サゲ】という用語は通じるかどうか?」ので、
「アジャラカモクレンテケレッツの蝋燭消えて秋」ぐらい弾けていただいた方がいいかも。
点数: 4
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回答者 はや
落語は分からない…と思って調べてみたら、ストーリーだけは知ってました死神。落語だったのを初めて知りました。
「さげ」でも落語と分からなくて、ない方が句として鑑賞しやすいかなと思いました。推敲前の句が分かりやすいような。個人的にはアジャラカモクレン使ってほしい!何これ?って絶対調べたくなります(笑)
「しゃがみこみ…」の添削ありがとうございました。「どういう表現が説明的になるのか」という具体例がとても分かりやすくて、なるほどと納得しながら何度も読み返しました。いつも丁寧に添削してくださり本当にありがたいなと思っています。ここで理解できたと思ってもまた何度も同じ失敗を繰り返してしまいそうですが、これからも描写を心がけてがんばります。
点数: 2
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回答者 卯筒
落語好きにはとても良い句だと思います。
死神のチョイス
さげと言う落語の用語
勉強になります
落語で一句詠んでみたいと思います。
点数: 1
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回答者 幸福来々
コメント失礼します!
調べれば調べるほど、面白い句ですね!
落語とわかるようにするために、『さげ』を選んだのも面白いところだと思います。
この演目は『さげ』に特徴があるのと、ハッピーエンドもバッドエンドも色々なパターンがあるみたいですね。
なので、知ってる『死神のさげ』によって、この秋の印象が変わるってくる句ですね。
なので、この句の目的は果たせていると思います。
米津玄師の曲で、『死神』を知った人であれば、その『さげ』から、圓楽さんの『死神』を知ってる人であれば、その『さげ』から本句の『秋』を想像するためです。
それぞれの言葉が必然性を持って登場してると、私は思います。
点数: 1
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回答者 知世
いつもお世話になっております。
今度は死神ですか〜米津!知らなかった。
個人的に「さげ」というか「落語の演目です」という説明の必要性にやや疑問があります。
「死神の蝋燭」、あと「毒虫になる」も元ネタを知らずに鑑賞してもそれはそれで味わい深い句であると思います。
教養主義や分かる人には分かるんです的ないやらしさも感じないですし。
俳句において「源氏物語の」夕顔「上皇が流された」隠岐島「スサノオが詠んだあの」八雲…みたいな枕詞的表現はあまり見かけない、というかそれをいちいちやってたらとても十七音におさまらない。
言わなくても解ってよ、分からなければ調べてね!で良いのではないでしょうか俳句は。
「さげ」を入れて落語であることを強調すると気になるのがやはり怪談噺なので夏の演目なのでは?ということです。
「蝋燭消えて」まさに今演じられていた「死神」を詠んでいるようにも読み取れます。
テーマもげば様の句もとても好きで、それだけに今回は添削前の句に1票です!
点数: 1
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回答者 なお
こんにちは。げばげば様、いつもお世話になってます。
御句、今度は俳句ですか!?ホントにじっとしていない人ですね(笑)。いや、褒めてます(笑)。
私も落語は好きです。ただ「死神」は、布団を回すところまでは面白いのですが、その後がどうにも陰気で、だいたい途中で聞くのをやめてしまいます。しかし演者によってさげが様々であることは存じています。
提案句は、すみませんが蝋燭のくだりはそのような理由から割愛させていただき、皆さん様々にオチを言って引き上げてゆく・・・そうこうしているうちに夏も終わります、という景にさせていただきました。
米津玄師さんも死神を?全然知りませんでした。教えていただき有難うございました。
点数: 1
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回答者 小西晴菜
げばげば様。いつも丁寧なアドバイスをありがとうございます。なかなか返信できず、申し訳ありません。
私も、歌や映画や文芸などについて詠もう!と思いつくことはあるのですが、あれこれ悩んでまとまらず断念、というパターンばかりなので、幅広いジャンルから句材を取られるげばげば様の作品、興味深く拝見しています。
特に御句は、2倍楽しめたので、感想をお伝えしようと思います。
子どもの時、よく読んだグリム童話の絵本の死神の挿し絵が印象的だったため、私は「死神」と聞いたら原典のグリム童話を思い浮かべます。自分の命を誰かが蝋燭で管理しているかもという「ちょいコワファンタジー」感覚は、知世さまのご指摘どおり、落語を知らなくても、米津玄師を知らなくても、またグリムを想起してもしなくても楽しめると思います。
さらに、「さげ」で落語と気づいたら、寄席の風景が浮かびました。残暑厳しい夕方に、暑気ばらいよろしく演芸場に立ち寄ると、お誂え向きの怪談噺。初めはうちわパタパタさせながら聞いてたけど、次第に噺に引き込まれ、最後の蝋燭がフッ、のところで背中にヒヤッとしたものが走り····。
演芸場の外に出たら、噺のせいか、本当に気温が低いのかわからないけど、何だか風が冷たく感じられ、おっと、演芸場にうちわ忘れて来ちまったよ、まあいいか、もう秋だからいらねぇな、とっととけえるとするかぁ、と浴衣の衿を合わせて·····。
すみません、妄想に走りました。また、こんな素敵な句をお願いします。
お後がよろしいようで。
点数: 1
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まっすぐ詠んだ天の川の次は、圓楽落語「死神」
米津玄師さんの歌になって最近は若者にも広がってるみたいですね。「死神の蝋燭消えて秋深し」から始まる。カフカのように読み手に優しくの精神のコメントもあり、落語とわかるように「さげ」と入れてみました。「アジャラカモクレンさげの蝋燭消えて秋」と迷い。死神にするか落語内の呪文にするか。17音を選択。
落語のセリフ最後の、消えるよー消えるよーと圓楽さんが言って蝋燭が消えるイメージが秋のイメージ(もう少し深い秋)とピタリと重なるという感じです。
フィクションとの取り合わせですが。
みなさんご意見よろしくお願いします。