「縁側で望む桜空や転た寝す」の批評
回答者 塩豆
添削した俳句: 縁側で望む桜空や転た寝す
始めましてです!塩豆と申します。
気持ち良さそうな感じがよく伝わりました。また、切れ字の「や」の使い方もいいと思います。
一方少し気になったところもございます。「桜空」の表記ですが多分人の名字でのみ使われているものではないでしょうか?あるいは造語のように用いているのかもしれませんがこういった表現は安易にしない方が良いと思いました。また、少し細かいのですが「転た寝」の表記は「転寝」の方が俳句においては美しいと思いました。
もう一つ。「縁側で…」という表現が少し説明的な気がしました。ベストな解決策ではないかもしれませんが、一応
縁側に眠る人ゐる桜かな
という、自身を客観視し、意味上は中七で切れますが形は下五まで繋がるタイプの俳句にできました。「転寝」は入りませんでした。
点数: 1