「灯台の静寂覚めし霜夜かな」の批評
回答者 塩豆
添削した俳句: 灯台の静寂覚めし霜夜かな
どうもです!
今までで一番良いと思いました。「静寂が覚める」という表現が非常に好きです。光景がよく浮かびました。
一つだけ。「覚めし」よりも「覚むる」として過去の出来事にしない方が良いと思いました。
点数: 1
回答者 塩豆
添削した俳句: 灯台の静寂覚めし霜夜かな
どうもです!
今までで一番良いと思いました。「静寂が覚める」という表現が非常に好きです。光景がよく浮かびました。
一つだけ。「覚めし」よりも「覚むる」として過去の出来事にしない方が良いと思いました。
点数: 1
回答者 塩豆
添削した俳句: おでん屋のふるさとネタの浸みた鍋
いつもお世話になります!
良いと思います。そして特に悪いところもないと思いますが、一方でコンスタントの高くなってきた唯我独善さんにはもう少し俳味のある内容を期待してしまいます。
点数: 1
回答者 塩豆
添削した俳句: 街角を駆ける子の声風邪知らず
どうもです。
俳句も詩ですから、基本的には説明的な表現は嫌います。この俳句では上五中七までは良いのですが下五が完全に説明になってしまっています。「風邪知らず」とはきっと溌剌とした子供の様子を見てそう感じたと思うのですが、この場合はそれを別の季語
に託すと良いと思います。ちょっと適当ですが、例えば
街角を駆ける子の声冬薔薇(ふゆそうび)
などが考えられると思います。
また、「風の子」という言葉を使ってみたいとコメントで書かれていましたが、この既存の喩えである表現を使いこなすのは、実はかなり難しいと思います。
上五中七までは良かったと思います。
点数: 1
回答者 塩豆
添削した俳句: 風止みき水面に浮かぶ雪明かり
どうもです!
これは考察のしがいを感じます。
その前にまず一つ、俳句では「雪明かり」より「雪明り」という表記の方がよく見ると思います。
さて、文法事項ですが久しぶりに考えさせられました。分かる範囲のことだけ言います。
「風止みき」のところですが文法上何の問題もありません。しかし、私の感覚としては「風止みぬ」としたいです。俳句では直接体験の過去をしめす「き」の終止形はあまり出てこない気がします。
過去の「き」や「けり」と、「つ」「ぬ」(「たり」、「り」)との決定的な違いは、前者が「過去」、後者が「完了」を意味することです。完了とは「過去、現在、未来と関係なく、継続している動作、作用、状態が完全に終了していること」を差します。ここで、「風止みき」と「風止みぬ」でどのような違いが出るかを考えてみるのですが、、申し訳ありませんがここが正直うまく説明できないです。ですが、感覚的に「風止みぬ」と私ならしたいです。
終止形の「き」を使った俳句も一応あるようです。
流氷の沖に古りたる沖ありき
これは「ありぬ」だとおかしくなりますね。
点数: 2
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