「街角を駆ける子の声風邪知らず」の批評
回答者 塩豆
どうもです。
俳句も詩ですから、基本的には説明的な表現は嫌います。この俳句では上五中七までは良いのですが下五が完全に説明になってしまっています。「風邪知らず」とはきっと溌剌とした子供の様子を見てそう感じたと思うのですが、この場合はそれを別の季語
に託すと良いと思います。ちょっと適当ですが、例えば
街角を駆ける子の声冬薔薇(ふゆそうび)
などが考えられると思います。
また、「風の子」という言葉を使ってみたいとコメントで書かれていましたが、この既存の喩えである表現を使いこなすのは、実はかなり難しいと思います。
上五中七までは良かったと思います。
点数: 1
添削のお礼として、塩豆さんの俳句の感想を書いてください >>
最初は季重なりで、「風の子」なんて入れて見たかったのですが、字数が合わず断念。
その後、似た意味になるように上五「街角を」とあわせて「駆ける子ら」をにしてみました。悩んでいるのが字余りで「子らの声」にするかどうかです。