俳句添削道場(投句と批評)

塩豆さんの添削最新の投稿順の64ページ目

「開店待つちいさき母の懐手」の批評

回答者 塩豆

添削した俳句: 開店待つちいさき母の懐手

いつもお世話になります。
私はいったんコメントを見てから俳句を深く考えてみたのですが、これは素晴らしいと一瞬感じました。しかしよくよく考えてみれば唯我独善様の仰ることもごもっともだと思いました。
ここでの「母」は作者にとっての「母」なのではないかと、多くの読み手は思ってしまう筈です。この「母」が開店待ちの親子の母であることをもっと分かりやすく伝える工夫があれば良かったのではないでしょうか。

「ちいさき」という言葉は個人的に良いと感じました。物理的な小ささの他にもいろいろな意味を含んでいるかもしれないと思いました。
また、これは「母」が「親子の母」を示すことがはっきりとわかっている前提の話ですが、何の開店かを敢えて言わなかったのも良いと思いました。何か神秘的な印象を受けました。「初市」の季語を使うことを諦める価値は私もあると思います!

点数: 0

「春ツアー長半袖の浅草寺」の批評

回答者 塩豆

添削した俳句: 春ツアー長半袖の浅草寺

どうもです!
使いたい気持ちも良く分かるのですが、私ならば「春ツアー」や「長半袖」といった日本語として存在するかどうかちょっと怪しい言葉は避けたいです。。

点数: 0

「陽に細る時計代わりの大氷柱」の批評

回答者 塩豆

添削した俳句: 陽に細る時計代わりの大氷柱

塩豆と申します。どうぞよろしくお願いします!
コメントされていた悩みどころのに沿って私の知っているところを言いたいと思います。
まず、「代わりの」と「代わりし」ですがこれは前者でなくてはいけないと思います。「代わりし」を使うのであれば「時計に代わりし」とする必要があり中八になってしまう上に過去の意味になってしまいます。
次に「細る」と「細り」です。これはどちらでも大丈夫と思いますが私なら後者を採用したいです。これらの違いは活用形です。「細る」は連体形、または終止形であり、どちらともとれるのでここで切れが発生しているとも取れますししていないとも取れます。「細り」は連用形です。こちらを使え解釈の分岐がなく確実に切ることができます。また、これは連用止めと呼ばれるテクニックで終止形で切るよりも余韻が残ります。堅苦しい感じの俳句では連用止めはそぐわないとされていますがこの俳句では雰囲気に合っていそうです。

また、他の方のコメントから「大氷柱」より単に「氷柱」とした方が良さそうという意見もありましたので修正案は以下のようにします。

陽に細り時計に代わりたる氷柱
「代わりたる氷柱」は「代わりになっている氷柱」という意味です。ここの説明は今回は止めておきましょうか…。
長文失礼しました。ありがとうございました!

点数: 3

「二日灸据えたるごとき真珠婚」の批評

回答者 塩豆

添削した俳句: 二日灸据えたるごとき真珠婚

どうもです。
ぼんやりとはイメージできるのですが正直、わからん!って感じです。(笑)
俳句に慣れてくるとどうしても読み手を信じすぎてしまうことがあると思うのですが、それの最たるものになってしまったのかもしれません。勿論、私にも良くあることです。

点数: 0

「初競りの三億円の鮪かな」の批評

回答者 塩豆

添削した俳句: 初競りの三億円の鮪かな

いつもお世話になります!
一匹三億円とは、、正直ここまで来ると引いてしまう塩豆です。

かぬまっこさんらしい明解な俳句と思います。一方で、「一番鮪」という言葉を使って「初競り」を取っ払ってしまう方が良いと感じました。季重ねを使う必要はないでしょう。
余った字数でかぬまっこさん程の腕なら幾らでも、よりこの俳句を豊かにできると思います。

点数: 4

塩豆さんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

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回答数 : 2

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回答数 : 4

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回答数 : 7

投稿日時:

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