俳句添削道場(投句と批評)

塩豆さんの添削最新の投稿順の15ページ目

「梅雨晴間鉄路鈍く光おり」の批評

回答者 塩豆

添削した俳句: 梅雨晴間鉄路鈍く光おり

いつもお世話になります!
基本の構成は構成はいいと思うのですがそれだけに所々勿体ない!と感じるところがあります。
中七が字足らずのパターンはあまり見ないような気がしますので、特に意図がなければ「鉄路の」という具合に助詞を省略せずに書くといいでしょう。また、補助動詞「居り」はひらかなで表記すると「をり」となります。以上から

梅雨晴間鉄路の鈍く光りをり

とすると良いと思います。
また、
梅雨晴や鈍き光放つ鉄路
というパターンも一つありかなと思います。、と、ここまで書いてですが私も前者が好きだったりします。

点数: 2

「棺に添う籠のほたるの灯りかな」の批評

回答者 塩豆

添削した俳句: 棺に添う籠のほたるの灯りかな

いつもお世話になります!
上品でどこか切ない雰囲気を醸していると思います。しかし腹胃壮の言う通りやや情報多過な気もします。私ならばさらにさらに焦点を絞り、「棺×蛍」と「棺×幼子」の取り合わせの俳句をそれぞれ二つ作ってしまいます。(つまり、「棺×幼子×蛍」は諦めるということです。少し難しい気がしますので…。)
棺×蛍で一句私も拵えてみます。文字数の関係で棺を布張棺にして

布張棺蛍火のよく滲む晩

などとします。本来の句意から少し離れてしまったかもです。

点数: 1

「時の日の時計かはりのスマホかな」の批評

回答者 塩豆

添削した俳句: 時の日の時計かはりのスマホかな

いつもお世話になります!
時の日があるとは、、知らなかったです。
そう言えばあるあると頷けることをしれっと言いのける辺りが上手いです。ただ、時の日だから時計を登場させるというのはやや安直な気もしました。

点数: 1

「紫陽花の色鮮やかに雨上がり」の批評

回答者 塩豆

添削した俳句: 紫陽花の色鮮やかに雨上がり

塩豆と申します。どうぞよろしくです!
表現が正確でしかもテクニカルに思えます。「色鮮やかな」とせず「色鮮やかに」として切れを作る辺りなど、よく俳句を理解していらっしゃるなと感じました。この切れは非常に有効ですね。
ここまで表現する力があればもっと切り取るシーンを工夫してみてはいかがでしょうか?この俳句はまるで「初心者の俳句を上手な人が手直しした俳句」のように見えるのです。

点数: 2

「濃紫陽花視力検査の始まりぬ」の批評

回答者 塩豆

添削した俳句: 濃紫陽花視力検査の始まりぬ

いつもお世話になります!雨の日の視力検査は不調に終わるというジンクスをいつぞや聞いた気がします。
悩みどころも読ませてもらいました。おっしゃる通りと思いましたので私もどうすればいいかと考えてみました。とは言いましてもベストなものは出来ませんでしたが…。

(濃)紫陽花や生意気なランドルト環

「生意気な」という擬人表現が好みの別れるところかも知れません。また、焦点が(濃)紫陽花とランドルト環に分散しないように是非とも切れ字「や」は使いたいところですが、それだと「濃紫陽花や」とすると字余りになってしまいます。ここはもう好みとこだわりの強さの問題でしょうかね…。悩んだのですが、天秤にかけて私ならばリズム感重視で「紫陽花や」としたいです。ハオニーさんなら「濃紫陽花や」としそうだなー、と思ったりしてます。

点数: 2

塩豆さんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

ため息の何兆倍の春風か

回答数 : 2

投稿日時:

羽ペンの署名貰ひて梅雨晴間

回答数 : 4

投稿日時:

炎天や居留守の窓は煌びやか

回答数 : 6

投稿日時:

悪友の白衣を着たる晩夏かな

回答数 : 9

投稿日時:

ヒヤシンス隣もタイプミスの音

回答数 : 7

投稿日時:

塩豆さんの添削依頼2ページ以降を見る

その他の添削依頼

花林の実かりんちゃん笑うずびょんと

作者名 おいちょ 回答数 : 0

投稿日時:

みずばせう奥地に鳥の誘い来ぬ

作者名 ワタナベシンイチ 回答数 : 3

投稿日時:

要望:厳しくしてください

さかしまに密吸ふ蜂や南瓜花

作者名 藤井 擴 回答数 : 1

投稿日時:

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