俳句添削道場(投句と批評)

近江さんの添削得点の低い順の5ページ目

推定二百年生きてた鮫のソテーです

回答者 近江

添削した俳句: 推定二百年生きてた鮫のソテーです

御句拝読いたしました。

すいてい さめ ソテー
さ行で日本語の音のリズムが爽やかです。

点数: 1

「ななつめの菜も鍋の中七日かな」の批評

回答者 近江

添削した俳句: ななつめの菜も鍋の中七日かな

御句拝読いたしました。
頭韻のリズムが軽快です。

点数: 1

緊急事態にや泰然とせり枯れ銀杏

回答者 近江

添削した俳句: 緊急事態にや泰然とせり枯れ銀杏

コロナの緊急事態宣言に人はあたふた、恐恐と落ち着かない
そんな様子が表現されています。
見あげると枯れた銀杏がゆったりとしている
そんな景が見えてきます。
冬の季語「枯れ銀杏」この厳しい冬に
枯れたような木は萌え出ることを夢見ているのだろう。
さて 上五の文字数が重いので損をしている
字余り、句またがりになったが

パンデミックすら泰然と枯れ銀杏

パンデミックと中七下五で読み手は句意が理解できると思います。
パンは「全て」、デミアは「人々」の意味

点数: 1

「節水の呼びかけありし大寒波」の批評

回答者 近江

添削した俳句: 節水の呼びかけありし大寒波

今年の強烈な寒波で水道管の破裂などで生活に支障をきたしている
場所にお住まいと読みました。お見舞い申し上げます。
友人も水道管破裂で大変だったようです。
とても寒い屋外の景に入ってきました。

「呼びかけありし」の措辞を考えてみました。

「ありし」動詞「あり」の連用形+過去の助動詞「き」の連体形
なので以前あったことや思い出という印象です。
「呼びかけ」はどちらかと言うと
「呼びかけて注意する」「呼びかけあう」なので隣近所同士
節水しようねとも読めます。
実際には公的なところからの要請であったのでは
「節水のお願い」「節水の協力」のほうがわかりやすい

節水の協力依頼大寒波(作者の句意に添うと)
何年ぶり節水依頼寒波来ぬ(寒波が来てしまった)
節水のお願ひ寒波居座りて(句またがりですが)

点数: 1

妻の手の温み柔らか初詣

回答者 近江

添削した俳句: 妻の手の柔き温みや初詣

御句の暖かさが伝わってきます。
奥様の手の温かさが心にもふれ出合っ時のことなどを思い出した事でしょう。

中七の「温かみや」の切れ字の「や」は詠嘆の「かな」と違って
様々な品詞の後ろにつける事が出来ます。
しかしながら歳時記などでは名詞の後につける事が多く、
そのほうが座りがいいように思います。
切れ字を使わないで且つやんわりと強調し
肉感的な手の柔らかさは読者にゆだねる形でいかがでしょう。
語順も変えてみました。

妻の手の温み柔らか初詣 ぬくみやわらか

点数: 2

近江さんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

部屋四角に声の残りて村時雨

回答数 : 2

投稿日時:

初雪や彩奪い降りしきる

回答数 : 2

投稿日時:

冬の日の影の背比べ手を離す

回答数 : 1

投稿日時:

冬の日の影の背比べ親子かな

回答数 : 6

投稿日時:

歩む先シュルシュル巻きて落葉坂

回答数 : 1

投稿日時:

近江さんの添削依頼2ページ以降を見る

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