人参やとつておくエルメスの箱
添削した俳句: 人参やとつておくエルメスの箱
ブランド物のエルメスの箱の鮮やかな色と人参
対照的な物を一句に斬新です。
捨ててしまうにはもったいない気持ちが良くわかります。
人参の色、形の丸み、置いてある場所から
四角いエルメスの箱、作者のエルメスの箱を持っている手へと
謎解きを楽しみました。
点数: 0
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添削した俳句: 人参やとつておくエルメスの箱
ブランド物のエルメスの箱の鮮やかな色と人参
対照的な物を一句に斬新です。
捨ててしまうにはもったいない気持ちが良くわかります。
人参の色、形の丸み、置いてある場所から
四角いエルメスの箱、作者のエルメスの箱を持っている手へと
謎解きを楽しみました。
点数: 0
添削した俳句: 妻の手の柔き温みや初詣
御句の暖かさが伝わってきます。
奥様の手の温かさが心にもふれ出合っ時のことなどを思い出した事でしょう。
中七の「温かみや」の切れ字の「や」は詠嘆の「かな」と違って
様々な品詞の後ろにつける事が出来ます。
しかしながら歳時記などでは名詞の後につける事が多く、
そのほうが座りがいいように思います。
切れ字を使わないで且つやんわりと強調し
肉感的な手の柔らかさは読者にゆだねる形でいかがでしょう。
語順も変えてみました。
妻の手の温み柔らか初詣 ぬくみやわらか
点数: 2
添削した俳句: 節水の呼びかけありし大寒波
今年の強烈な寒波で水道管の破裂などで生活に支障をきたしている
場所にお住まいと読みました。お見舞い申し上げます。
友人も水道管破裂で大変だったようです。
とても寒い屋外の景に入ってきました。
「呼びかけありし」の措辞を考えてみました。
「ありし」動詞「あり」の連用形+過去の助動詞「き」の連体形
なので以前あったことや思い出という印象です。
「呼びかけ」はどちらかと言うと
「呼びかけて注意する」「呼びかけあう」なので隣近所同士
節水しようねとも読めます。
実際には公的なところからの要請であったのでは
「節水のお願い」「節水の協力」のほうがわかりやすい
節水の協力依頼大寒波(作者の句意に添うと)
何年ぶり節水依頼寒波来ぬ(寒波が来てしまった)
節水のお願ひ寒波居座りて(句またがりですが)
点数: 1
添削した俳句: ランデブー今宵の柳葉魚未婚なり
季語の「柳葉魚」冬にかけて産卵のため
お腹にいっぱい卵をかかえて川を遡る
人間につかまってしまった雌の柳葉魚はおいしい
確かに未婚、面白い捉え方です。
ランデブーの為にやっとの思いでたどり着いたのに
でもおいしく食べている。という句意と読みました。
点数: 0
添削した俳句: 緊急事態にや泰然とせり枯れ銀杏
コロナの緊急事態宣言に人はあたふた、恐恐と落ち着かない
そんな様子が表現されています。
見あげると枯れた銀杏がゆったりとしている
そんな景が見えてきます。
冬の季語「枯れ銀杏」この厳しい冬に
枯れたような木は萌え出ることを夢見ているのだろう。
さて 上五の文字数が重いので損をしている
字余り、句またがりになったが
パンデミックすら泰然と枯れ銀杏
パンデミックと中七下五で読み手は句意が理解できると思います。
パンは「全て」、デミアは「人々」の意味
点数: 1