俳句添削道場(投句と批評)

イサクさんの添削得点の高い順の6ページ目

「みな遊ぶ川の浅瀬の西瓜かな」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: みな遊ぶ川の浅瀬の西瓜かな

こんばんは。
私の戻る戻らないは置いといて、なおじい様のコメントを知らずに久々に書きこんでました。コウ様のコメントで気づきました。まさかの当日とは。

このところ頑張りすぎていたなおじい様として、ご本人何らかの区切りをつけたい気持ちはあるのだと思います。ひとまずご休憩ということで。
こちらのサイトは旅に出るとか戻るとかあまり深く考えずに出入りすればよいかと思います。私もそうします。がんばりすぎると疲れちゃいますからね。

で、いつもながらのコメントに参ります。
上五を説明のために置いた、とコメントにありますが、やはり上五に説明感が強いと思いました。まずは「みな」だけでも省略してみたい気がします。

・遊びたる川の浅瀬の西瓜かな

「みな」まで言わなくても、遊んでいる川に西瓜があれば、複数人で遊んでいそうな気がします。また「西瓜が遊んでいるかのように浮いている」という意図していない擬人の風景も出るかもです。

で、次の段として、
◆「浅瀬」と「川」と情報がかぶっているので、どちらか省略したいかも?
◆このままで「西瓜」が主たる季語なのはわかりますが、「川遊び」という夏の季語感のある言葉をどこまで払拭するか?このままいくのか?

とかですかね。
たとえば他の風景を足して

・三家族来たりて川に西瓜浮き
・持ち寄りて川に西瓜の五個浮きぬ

他にもいろいろできそうです。

点数: 5

「蹴り上げし楕円のボール秋の空」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 蹴り上げし楕円のボール秋の空

こんにちは。

そこにあるラグビーボールは季語としなくてもいいと思います。どちらかといえば、遠回しな表現が生きるかどうか、という選択だと思うのですが、
「蹴り上げ」た人(自分?選手?)を句の中心にするなら「ラグビーボール」と言ってしまったほうがいいと思いました。

・蹴り上ぐるラグビーボール秋の空

ボールが楕円形であることを優先するなら、上五「蹴り上げし」ではなく、この五音をラグビーボールの側の描写に寄せたい気がしました。

・蹴られたる楕円のボール秋の空

点数: 5

炎天下交差点横喫茶店

回答者 イサク

添削した俳句: 喫茶店交差点横炎天下

おはようございます。

リズムは、提案句はどうでしょう?検討した範囲に入っていると思いますが。

リズムもそうですがふたつ効果を狙った語順になります。効いているかどうかはご検証ください。
◆「交差点」「喫茶店」の両方を揃えるのを、季語「炎天下」より後にして、ネタ晴らしを極力遅らせる。
◆広い映像⇒狭い映像 へのカメラワーク

点数: 4

ユンケル飲んでわが詩可愛いや夏の果

回答者 イサク

添削した俳句: ユンケル飲むやわが詩無残の夏の果

こんにちは。

理論派の卓鐘様の登場頻度が減るのは残念ではあります。
まだ我々は(一緒にしては失礼かもしれませんが)ベテランと呼ばれない立場なので、俳句の楽しみ方・上達の仕方も、いろいろ試してみるべきですよね。
引き続き、どうぞよろしくお願いします。

と言いながら御句、
◆構成は、当たり前ですが名句に従っているので問題なく・・・
◆「無残」にはいくつかの意味があるのですが、「いたましいこと。あわれなこと。また、そのさま。」(Weblio辞書)とすると句がかわいそうかと・・・(そういう句なのは承知で)
 しかし他の意味では酷すぎるので、この意味ですよね。
 他の方の自虐句にも「無残」という単語が使われていたことがありますが、自虐句は笑わせてなんぼ、というのが希望です。
◆「無残な句」ではなくて「句の無残な評価」の方がマイルドでしょうか(「無残な子」ではなくて「子の無残な姿」のような?)。十七音でそんな説明を出してはいられませんけれども。
季語「夏の果」に託して、「無残」を変えたいですね・・・

提案句、切れ字の位置変更もあわせて、ストレートに「可愛い」だけには思えないようにしているつもりですけど、伝わりますかね?ユンケルまで飲んで。

そして今週は某ポスト・生活の発表週ですね。

点数: 4

カルピスを一滴残し夏終わる

回答者 イサク

添削した俳句: カルピスの最後の一滴夏終わり

こんばんは。

「カルピス」の原液は季重なりセーフかな・・・?
いやでもこの句では原液かどうかわからないですね。
清涼飲料水は基本的に夏の季語なので、ちょっとご注意。

点数: 4

イサクさんの俳句添削依頼

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