俳句添削道場(投句と批評)

イサクさんの添削最新の投稿順の3ページ目

「リラの花心無くした男傘」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: リラの花心無くした男傘

おはようございます。はじめまして。

句とコメントを拝読しました。

◆中七「心無くした」というどこかで聞いたような(言葉は悪いですが安っぽい)言葉です。これだけのことを言うために中七すべて使ってしまっているのは、非常に勿体ないと思います。

◆「男傘」というのは男性用の傘(メンズブランドの傘)という意味でしょうか?
 中七とは逆で、五音の中で「男」を主張して説明したいがために窮屈になっているように感じます。
 句の中には他の部分で「作者は女性」というのを出しておらず、ここで無理に「男傘」と置いても感慨があまり深まりません。

句のよいところとして、「借りた」というのは説明せずに省略できているのは良いと思います。
そのようにいろいろ整理して、「省略できるところと、そうでないところ」のメリハリをつけたいところです。

私としては「男」よりも「借りた(将来もおそらく返せないだろう)」の意味を入れたくなりました。そうすれば「心無くした」などと言わずに済みます。

・借り物の傘の玄関リラの風
・ライラック返すあてなき傘のあり

点数: 2

「春分に仲間集いし声弾む」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 春分に仲間集いし声弾む

こんにちは。

◆「集いし」では過去形です。下五は現在形なので、意味がおかしなことになりますね。
◆「仲間が集まる」のであれば、「声弾む」はわざわざ言わなくても・・と思ってしまいます。下五を他の言葉にするか、中七下五全体で調整したいところです

・春分や仲間集へることの佳し
・春分の仲間の世間話かな

点数: 1

「掌の土筆の雫光りけり」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 掌の土筆の雫光りけり

こんにちは。

「掌の〜雫」とあると、土手の土筆を摘んできて料理する前に洗ったのかな?と感じました。
もしその料理前の光景と仮定すると、雫に注目しすぎてしまうと他の野菜季語でもあまり風景が変わらないことになるので、少し季語「土筆」を立ててあげたいように思います。

・掌に雫つくしは光りけり

点数: 1

「猫の恋しりとりうまいことだこと」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 猫の恋しりとりうまいことだこと

こんばんは。

俳句としては成立していると思います。

中七下五は「誰かのセリフ」ですね。
自分が誰かに言われている、で受け取ってもいいですし、自分が誰かに言った、で受け取ってもいいと思います。
季語が「猫の恋」なので、猫に向けて「しりとりがお上手ね」と言っている、と考えてもいいですね。それは受け取り手の自由。

こういう句にありがちなのですが、
取り合わせの一発勝負なので、自分で塩梅がわかっていなくてもホームラン級の良い句になることもあるし、ダメな句になることもあります。
御句は・・・ホームランまではいっていないようですが、出塁はできている気がします。

点数: 2

「春一番合格書類受け取りに」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 春一番合格書類受け取りに

こんにちは。合格おめでとうございます。おかえりなさい。

私もお祝い句を。

・緊張の足に入学手続きを

点数: 1

イサクさんの俳句添削依頼

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