俳句添削道場(投句と批評)

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老鶯や螢袋を写す庭

作者 ちゃあき  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

今年も庭に螢袋がたくさん咲きました。
今朝、絵を描いてみようと庭に出てよく観察していると
近所の庭に来ているらしい夏鴬(老鶯)が、よく響くとてもいい声で
鳴いていました。
実景ですが季重なりの解消のアイデアがありましたら
ご意見よろしくお願いします。

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「老鶯や螢袋を写す庭」の批評

回答者 なお

ちゃあきさん、こんにちは。
御句拝読しました。お庭に蛍袋が咲くなんてうらやましいです!いいですねー。
そしてまた、それを絵に描こうと思うとはなんと優雅な。
そう考えていたらウグイスの鳴き声が、聞こえたとは、これまた風情のある。
そしてそれを俳句に詠もうとするとは、風流この上ない!

私としては、蛍袋に集中していたら、ウグイスの鳴き声にも気が、つかなかったと思いますが、老鶯の鳴き声は、よほど素敵だったのでしょう。それだけで老鶯の勝ちですし、さらに言いますと、ずっと咲いている蛍袋のことを絵に描くのも俳句に詠むのも翌日でいいと思いますが、老鶯はいま詠まないと。そう思います。

・老鶯の声よく響く小庭かな

句の評価:
★★★★★

点数: 2

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「老鶯や螢袋を写す庭」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんにちは。

老鶯と螢袋を句の中で絶対に使う!と決めた時点で季重なりは確定。季重なり回避にはなりません。
あとは、季重なりをいかに「俳句として成立させるか」です。

季重なりを成立させる方法というのはいくつかあるのですが、
ちゃあき様のこの句とコメントから察するに、「老鶯」「螢袋」どちらも実景で、両方に感動の焦点があります。
強弱とか比喩とか考えずに【並列】にするのが最も良いかなあ・・と思います。幸いどちらも夏の季語で、季節感には違和感が出にくいので。

・老鶯の来たりて庭の螢袋

ただ確実に季重なりの指摘は受けますし、感動の焦点がどっちにあるかは受け手は悩みます。

私ならそれぞれで一句詠みますけどね・・
・老鶯の庭を写生の真昼かな
・鳥来たる螢袋の庭へまた

点数: 5

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「老鶯や螢袋を写す庭」の批評

回答者 闇の狩人

句の評価:
★★★★★

季重なりを回避する方法は
簡単です。
作句の心構えとして
「感動」は「一句に一個」と
自分で決めておけばいいだけ
だと思います。
ふたつの季語の比重や強弱で
細工するのは、好まないので
私はやらないです。

点数: 3

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添削対象の句『老鶯や螢袋を写す庭』 作者: ちゃあき
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