俳句添削道場(投句と批評)

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鴉の子大きく使い鳶を追ふ

作者 シゲ  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

カラスが鳶を追っていました。
なかなか上手くならなくてすみません。

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「鴉の子大きく使い鳶を追ふ」の批評

回答者 なお

シゲさん、こんにちは。
御句拝読しました。「なかなか上手くならなくてすみません」なんておっしゃる必要はないですよ!もちろんご謙遜だと思いますが、ここはみなさん、もちろん私を含めて、まだまだだと思うからこそ、投句して意見をいただくわけですから。

それよりも、もし上手くいかないとお思いであれば、どこが上手くいかないか、こんなことを言いたいのだが、これで伝わるだろうか?というようなことをコメント欄に書いてくださるといいかと思います。そのための場所ですから!

さて御句、これは実際にご覧になった光景ですね。実景ですと、作者には当然のことながら光景が理解できますが、それを全く知らない第三者に、しかもたった十七音で伝えるには、それなりの工夫をしないと伝わりにくいかもしれません。

その工夫とは、イサクさんもおっしゃっていますが、描こうとするさまをシンプルにすることです。
私も、「使う」と「追う」の意味を図りかねました。これは想像を駆り立てるというよりも、想像が難しくなってしまい、もったいないです。

ぜひ、よろしければ、返しコメントで追加ヒントを教えてください。こっそりと(笑)!

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「鴉の子大きく使い鳶を追ふ」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

おはようございます

「使い」の意味がわかりませんでした。

◆まず初手として、「鴉の子」という季語は巣の中にいる雛鳥の状態ですので、既に飛んでいる鴉に使うことはあまりないです。カラスがトンビを追いかけているとはどんな状況なのでしょうね?
 と思っていたらもしかしたら「鴉の子」(カラスの巣)に近づく鳶を、親が「追い払っている」のでしょうか?だとしたら「追う」もかなりわかりにくいのではないかと思います。

◆何を大きく使ったのか?コメントからはおそらく「翼」なのでしょうけれど、ちょっとひとりよがりな省略だと感じました。

◆全体では、十七音で「使う」「追う」両方の説明をするのは窮屈ではないか?という印象です。

季語「親鴉」を使ってみたり、「使う」「追う」どちらかだけに絞り込んでみるなど、検討してみてください。

・親鴉鳶の来たりて追ひにけり

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添削対象の句『鴉の子大きく使い鳶を追ふ』 作者: シゲ
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