俳句添削道場(投句と批評)

イサクさんの添削最新の投稿順の28ページ目

第九の声香港憂ふ師走かな

回答者 イサク

添削した俳句: 冬ざるる香港憂ふベートーベン

はじめまして。こんばんは。

承知でやっておられると思いますので聞き流していただければ幸いですが、俳句はその性質上、季語を中心に風景を表現してその中に心情を入れていく、というのに適した詩です。政治問題を自分の観点から詠むのは、よほど綺麗にぴたっとハマらないと厳しいと思います。
さらに御句の場合、香港→自由→シラー(第九)→ベートーベンという連想が高尚過ぎて、受け手にとっては何を言っているかわからないということになりかねません(普通はコメントありきの俳句など存在しませんので)。
「冬ざるる」という季語も、この主題に対してさほど意味がないように感じます。

俳句で高い志を伝えようと思われるのならば、まずは受け手に伝えるためにどうしたらいいか、少し考えてみませんか。

点数: 1

「冬夕焼まだ金星のひとつきり」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 冬夕焼まだ金星のひとつきり

こんばんは。

この句はいいですね。このような句がさらっと詠めるようになりたいと思いました。

点数: 0

円陣を組みし水鳥千々に散り

回答者 イサク

添削した俳句: 円陣を解きし水鳥それぞれに

こんばんは。

御句拝読しました。
風景は良く見えます。「円陣」という時点で擬人法ですので、「を解く」も違和感はありません。
「それぞれに」がちょっともたついていますが、受け手の想像力に任せる感じではあります。

添削句では少しだけ時系列を変えました。「円陣」に集まっていることに意識を向けた方が、散った感じが出るのではないかという意図です。いかがでしょうか。

点数: 0

北しぶき祖母の柩を運びきて

回答者 イサク

添削した俳句: 祖母の喪の柩に落ちる北しぶき

おはようございます。
御句拝読しました。不用な語の指摘は他の方にありますので省略します。

柩に風雨が直接当たるという状況を私は想像できず、コメントで初めて理解しました。「時季外れの冷たい雨」をテーマとして句を詠むのであれば、「霊柩車まで運ぶその瞬間」を句に盛り込むのは、字数の問題で少し難しいかもしれません。

あと気になった点がひとつ。「北しぶき」とはどちらかというと「風」寄りの季語で「北から吹き付ける風雨」です。その季語は、カイ様の見た環境や気持ちを表していますでしょうか?涙を表現するための「雨」ならば他に相応しい季語があるやもしれません。

点数: 0

片目鮫殺意なき眼で夕の市

回答者 イサク

添削した俳句: 殺意無き鮫の眼九個夕の市

おはようございます。

御句拝読しました。むむ、コメントも読んだうえで、「鮫の眼九個」はこういう意味だろうなあ・・・?という想像はぼんやりとありますが、正直なところ腑に落ちていない感じです。
こういう意味ですよね?というのを句にしてみました。残り4匹は表現を諦めました。「目・眼」が2回出てきますが、いくつか考えた中でこれが最もしっくりきました。いかがでしょうか。

点数: 0

イサクさんの俳句添削依頼

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回答数 : 13

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