第九の声香港憂ふ師走かな
回答者 イサク
添削した俳句: 冬ざるる香港憂ふベートーベン
はじめまして。こんばんは。
承知でやっておられると思いますので聞き流していただければ幸いですが、俳句はその性質上、季語
を中心に風景を表現してその中に心情を入れていく、というのに適した詩です。政治問題を自分の観点から詠むのは、よほど綺麗にぴたっとハマらないと厳しいと思います。
さらに御句の場合、香港→自由→シラー(第九)→ベートーベンという連想が高尚過ぎて、受け手にとっては何を言っているかわからないということになりかねません(普通はコメントありきの俳句など存在しませんので)。
「冬ざるる」という季語も、この主題に対してさほど意味がないように感じます。
俳句で高い志を伝えようと思われるのならば、まずは受け手に伝えるためにどうしたらいいか、少し考えてみませんか。
点数: 1