俳句添削道場(投句と批評)

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冬ざるる香港憂ふベートーベン

作者 柝の音  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

周底さんの逮捕、大好きだった香港が死んで行く悲しみを第九で自由主義を讃えた、生誕250年のベートーベンがもし生きていたら、その気持ちになって作りました。

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「冬ざるる香港憂ふベートーベン」の批評

回答者 秋沙美 洋

かわせみさん、こんにちは。
御句読ませて頂きました。

香港といえば自由主義、自由主義といえば第九、第九といえばベートーベン。という連想ゲームが作者の頭の中では成立しているかもしれませんが、これを読み取るだけの読解力を持ち合わせた読者がどれ程いるでしょうか。
発想が飛び過ぎており、読み手への気遣いが薄いかなと思います。
読もうとしている内容は悪くないと思いますので、ここは潔くベートーヴェンを諦めて、冬ざれの香港をシンプルに詠んでみませんか。

「冬ざれや香港に死ぬ自由主義」
としてみました。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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第九の声香港憂ふ師走かな

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

はじめまして。こんばんは。

承知でやっておられると思いますので聞き流していただければ幸いですが、俳句はその性質上、季語を中心に風景を表現してその中に心情を入れていく、というのに適した詩です。政治問題を自分の観点から詠むのは、よほど綺麗にぴたっとハマらないと厳しいと思います。
さらに御句の場合、香港→自由→シラー(第九)→ベートーベンという連想が高尚過ぎて、受け手にとっては何を言っているかわからないということになりかねません(普通はコメントありきの俳句など存在しませんので)。
「冬ざるる」という季語も、この主題に対してさほど意味がないように感じます。

俳句で高い志を伝えようと思われるのならば、まずは受け手に伝えるためにどうしたらいいか、少し考えてみませんか。

点数: 1

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添削対象の句『冬ざるる香港憂ふベートーベン』 作者: 柝の音
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