「冬ざるる香港憂ふベートーベン」の批評
回答者 秋沙美 洋
かわせみさん、こんにちは。
御句読ませて頂きました。
香港といえば自由主義、自由主義といえば第九、第九といえばベートーベン。という連想ゲームが作者の頭の中では成立しているかもしれませんが、これを読み取るだけの読解力を持ち合わせた読者がどれ程いるでしょうか。
発想が飛び過ぎており、読み手への気遣いが薄いかなと思います。
読もうとしている内容は悪くないと思いますので、ここは潔くベートーヴェンを諦めて、冬ざれの香港をシンプルに詠んでみませんか。
「冬ざれや香港に死ぬ自由主義」
としてみました。
点数: 1
添削のお礼として、秋沙美 洋さんの俳句の感想を書いてください >>
周底さんの逮捕、大好きだった香港が死んで行く悲しみを第九で自由主義を讃えた、生誕250年のベートーベンがもし生きていたら、その気持ちになって作りました。