俳句添削道場(投句と批評)

イサクさんの添削投稿の古い順の1086ページ目

「鎌倉駅の朝風に先ず納涼」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 鎌倉駅の朝風に先ず納涼

こんにちは。

「先ず納涼」とはどういうことだ?と思ったら、納涼祭に行こうとしている景なのですね。それは勘違いされそうな・・・

季語「納涼(すずみ)」は「涼しいこと」ではなく、「涼を取ろうとする行為、涼しさを感じようとする行為」だと思いますので、この使い方では少し違うかな・・・?
(なので、「納涼祭」は別の季語(分類するなら行事季語)ですよね。そこまでは突っ込みませんが)

コメントの句意ならばげばげば様提案の「涼風」や、「風涼し」などの使い方がよいと思います。

・降り立ちて鎌倉駅の風涼し

点数: 1

「秋暑し夜舟で星を若夫婦」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 秋暑し夜舟で星を若夫婦

こんにちは。
ふたつありましたので、まとめて。

『盆の月夢に出てこぬ父祖父母』
平凡かどうかは私にはわかりませんでした。というよりこの句を「平凡」と断定する理由がわかりませんでした。
句そのものは、時間的にいつの句?というのが気になりました。
「盆の月」は「夜」の季語なので、寝る前か寝ているか、という風景だと思うのですが、「夢に出てこぬ」と断定できるのは、起きてから、つまり朝以降ですよね?

・父祖父母夢に出ぬまま盆明くる

『秋暑し夜舟で星を若夫婦』
想像で作ると、こうなりがちです。
自分で見ていない・体験していないので、説明したくなってしまうのだと思います。
◆季語「秋暑し」は、「夜船」&「星」との相性が悪いですね。コメントにも「夜間の涼しさ」とありますので、この季語は避けた方がいいでしょう。
◆「星」を見ているのであれば「夜」は説明しすぎです。
◆夫婦が「若」いという説明も、句に要るかどうか・・・
俳句は省略の文芸ですので、「説明を詰め込む」よりは、受け手を信じて「想像してもらう」方がいいと思います。経験上。

・秋星や君と西湖の船に居て

点数: 1

「秋暑し夜舟で星を若夫婦」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 秋暑し夜舟で星を若夫婦

すみません再訪です。

それから俳句の基本の型1では、季語とそのほかの部分の「因果・関連を避ける」のが基本です。
お盆なので亡くなった父や祖父母の夢、暑いから夜船の上、という理由が見えていますので、そこを避けて季語を選んだ方がいいですね。

季語とその他の部分の意味や関係が近すぎることにも「季語が近い」「即きすぎ」などの名前がついていて、避けるべきと言われています。

点数: 1

「山裾の墓列守るか蝉の声」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 山裾の墓列守るか蝉の声

こんばんは。

「墓列」という単語のチョイスがすごく良いと思いました。
「か」という詠嘆は疑問を含むので、「や」と断定した方がいいような・・・

・山裾の墓列守るや蝉の声

点数: 0

「風鈴のガラスの中の青き空」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 風鈴のガラスの中の青き空

おはようございます。はじめまして。

着眼点は詩的で良いと思います。
季語の扱いや、リズム感、着地の「青き空」など、良いところの多い句です。
このままでも良いと思います。

ひとつ気になるのは、中七「ガラスの中の」の説明的なつながりです。
「ガラス」「中」のどちらかを省略してもよいのではないかと思いました。
「風鈴のガラスの青き空」
「風鈴の中の青き空」
これでも光景は伝わると思いませんか?
あとは、詩を保ちながら五七五のリズムを取り戻すにはどうしたらよいか、です。

・風鈴をとほりぬけ来る青き空

点数: 0

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