俳句添削道場(投句と批評)

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秋暑し夜舟で星を若夫婦

作者 友也  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

このページに来てくださり、心から感謝します。初秋になったとはいえ暑い日が続いておりますが、どうぞご自愛ください。

先ほど投句した「盆の月」が平凡すぎたかなと、ちょっと不安になり、投句することにしました。

夏が名古屋よりも暑い杭州では「西湖夜遊」が流行っているそうです。夜間の涼しさに加え西湖に夜舟(遊覧船)を浮かべるという情景がロマンティックであると好評を得ており、西湖附近のバーやレストランとの相乗効果もあり、西湖全体の新しい観光スタイルとして歓迎されているそうです。

私の友人が杭州に住んでおり最近結婚したのですが、そんな彼らが夜舟に乗って星を見ている、そんな情景を想像して句にしてみました。虚構句なので想像の翼を広げて、彼らの会話の内容とか船に乗り込む時の足取りとか、色々なことを想像して句にしてみました。

批評・添削していただければ幸いです。よろしくお願い致します。今日も惜しみない祝福がありますように。そしてさらなるご健勝とご健吟を心よりお祈り致します。私も至らない点が多いですが、精進して参ります。

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「秋暑し夜舟で星を若夫婦」の批評

回答者 なおじい

友也さん、こんにちは。
御句拝読しました。またまた、要素の豊富な句になりましたね。
これは虚構句とのことですが、読者は虚構かどうかわかりませんので、一般的には作者の実体験と思って鑑賞します。つまりこの場合、作者が若夫婦のどちらかであるか、あるいは、若夫婦を見ている第三者であるか。
どちらも今一つ違和感があります。まず前者であれば、自分で自分(たち)を「若夫婦」と言うか?という点。
後者であれば、なぜその二人を若夫婦とわかったの?あんたは誰?という点。
ですので、私であれば、「最近結婚した友人が・・・」ということはちょっと置いておいて、客観的に詠んでみるかと。

・星降るや西湖に浮かぶ二人連れ

「星降る」を勝手に季語にしてしまいましたが、歳時記にはないので、「流星や」とかでもいいかと思いました。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「秋暑し夜舟で星を若夫婦」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
ふたつありましたので、まとめて。

『盆の月夢に出てこぬ父祖父母』
平凡かどうかは私にはわかりませんでした。というよりこの句を「平凡」と断定する理由がわかりませんでした。
句そのものは、時間的にいつの句?というのが気になりました。
「盆の月」は「夜」の季語なので、寝る前か寝ているか、という風景だと思うのですが、「夢に出てこぬ」と断定できるのは、起きてから、つまり朝以降ですよね?

・父祖父母夢に出ぬまま盆明くる

『秋暑し夜舟で星を若夫婦』
想像で作ると、こうなりがちです。
自分で見ていない・体験していないので、説明したくなってしまうのだと思います。
◆季語「秋暑し」は、「夜船」&「星」との相性が悪いですね。コメントにも「夜間の涼しさ」とありますので、この季語は避けた方がいいでしょう。
◆「星」を見ているのであれば「夜」は説明しすぎです。
◆夫婦が「若」いという説明も、句に要るかどうか・・・
俳句は省略の文芸ですので、「説明を詰め込む」よりは、受け手を信じて「想像してもらう」方がいいと思います。経験上。

・秋星や君と西湖の船に居て

点数: 1

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「秋暑し夜舟で星を若夫婦」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

すみません再訪です。

それから俳句の基本の型1では、季語とそのほかの部分の「因果・関連を避ける」のが基本です。
お盆なので亡くなった父や祖父母の夢、暑いから夜船の上、という理由が見えていますので、そこを避けて季語を選んだ方がいいですね。

季語とその他の部分の意味や関係が近すぎることにも「季語が近い」「即きすぎ」などの名前がついていて、避けるべきと言われています。

点数: 1

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添削対象の句『秋暑し夜舟で星を若夫婦』 作者: 友也
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