俳句添削道場(投句と批評)

イサクさんの添削投稿の古い順の1084ページ目

「龍淵に潜む一本足鳥居」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 龍淵に潜む一本足鳥居

こんばんは。

「龍淵に潜む」がインパクトがあるわりに風景がない季語なので、固有名詞『だけ』と合わせるのは厳しいかな・・・と思いました。

この季語で「いつの日か龍が天に登る日が来ることを願って」これを持ってくるのは理屈ですしねえ・・・

お気持ちはいただきます。

点数: 1

「露のせる百日紅の花柔らかし」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 露のせる百日紅の花柔らかし

こんばんは。

先に出ていますが・・・
◆「露」とは一般的に「冷却され結露した水分」なので、夏の季語との季重なりは気になります。
 この句の水分は本当に「露」ですか?「雨雫」ではなく?
◆季語「百日紅」は花のことなので、「百日紅の花」とする必要はありません。
 「桜の花」「菊の花」「曼殊沙華の花」「椿の花」などとするのと同じです。「花」とつけてもよいですが、そこに詩があるかどうか、俳句のわずか十七音で音数を無駄にしていないかどうか、というところでしょう。

どちらもこだわりがあるようなので、あえて提案句を置かずに去ります。

点数: 1

「真空や打上花火閃いて」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 真空や打上花火閃いて

こんばんは。お帰りなさいませ。

「打上花火が光ってから音が届くまでの無音の時間」これを「真空」と比喩したのですね?これは陳腐かどうかというより、わかりにくい、わからないのではないかと思います。

打ち上げ花火は「閃く」ものですのであまりこの動詞は・・・なのですが、光と音のタイミングですか・・・
それって、打ち上げ花火の説明になってしまいますね・・・と思うのですが、

説明するよりも、受け手の記憶・経験にある「光ってから音が届くまでの静かな間」を想起してやるのがよいのではないかと思いました。

・煌めきて音届く間の揚花火

点数: 1

「秋茜舞う高原に響く歌」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 秋茜舞う高原に響く歌

こんばんは。

要素というより・・・という点をいくつか。
◆「舞う」は使わない練習をした方がいいです。初心者さんはいろんなものに「舞う」を使ってしまって、そこから先の描写が手抜きになりがちなので・・・
◆「歌」に対して「響く」、も使わない方法を考えてみてください。
◆「舞う」「響く」という説明もあり、全体が説明的になっています。
 この句は「秋茜の高原に歌」でも風景が同じです。これで十三音。
 あと四音、どうしましょうね。
◆藤田先生の本を読み進めればそのうち出てきますが、「どうだ綺麗な風景だろう」「どうだ綺麗な言葉だろう」「説明してあげましょう」という意識が前面に出るうちは詩になりにくいです。
◆なぜ型が大事というのか、という話ですけれど、
 型に嵌めるのが辛いというのなら型にはめる必要もないのですが、フォームが崩れたまま自己流で続けるスポーツと同じで、なかなか「上手」と言ってもらえないことが多いです。

・高原の音楽堂や秋茜

点数: 3

「山門をくぐり木魚と虫の声」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 山門をくぐり木魚と虫の声

こんばんは。

・「木魚の音」を受け手に聞かせたいならば、季語「虫の声」では音と音でケンカしてしまいますね。別の季語をお勧めします。

・山門をくぐれば木魚鳴る残暑

点数: 1

イサクさんの俳句添削依頼

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