「夏の果あおき柿の実一つ落つ」の批評
回答者 イサク
添削した俳句: 夏の果あおき柿の実一つ落つ
こんにちは。
「青柿」がそもそも晩夏の季語なので、この句では上五「夏の果」の使い方がもったいないですね。
季重なりの是非は、音数を使ってまでやることかどうか、だと思います。
・青柿の庭にひとつの落ちにけり
点数: 1
回答者 イサク
添削した俳句: 夏の果あおき柿の実一つ落つ
こんにちは。
「青柿」がそもそも晩夏の季語なので、この句では上五「夏の果」の使い方がもったいないですね。
季重なりの是非は、音数を使ってまでやることかどうか、だと思います。
・青柿の庭にひとつの落ちにけり
点数: 1
回答者 イサク
添削した俳句: ひまわりの不思議の化学幼き頃
こんばんは。
◆ひまわりが主役に見えますが、この句の主役はご自分ですね。「幼き頃」ですから。
◆なんというか、上五が季語「ひまわり」である必要のない中七下五に見えます。ひまわり以外にも幼い頃に不思議に思ったことが科学的に説明できた例はありますよね?
「飛行機の不思議の化学幼き頃」とか「水泳の不思議の化学幼き頃」とか・・・
その気づきを文字にするのが俳句と言っても過言ではないので、中七下五は「わざわざ言う必要のない言葉」なのです。
・ひまわりの動く不思議を学びけり
点数: 1
回答者 イサク
添削した俳句: 草蜉蝣我が子を腕に包むひと
こんばんは。
「違和感」までは句からはわかりませんでした。
作者が納得できていない状況を、これだけの情報で伝えるのは難しいかもです。
季語「草蜉蝣」の選択も悪くないと思いますが、狙い過ぎにも見えるかも。
・たいせつに子を抱きかかへ草蜉蝣
点数: 1
回答者 イサク
添削した俳句: 爽やかや旅で出会し女学生
おはようございます。
中七「旅で出会し」がまるごと説明・報告なので、ここを女学生の描写に落とし込むのがよいと思います。
構成上、季語「爽やか」が「女学生」を修飾するために使われているように見えますね。季語感が・・・。これも中七の工夫でなんとかなるかな?
秋の季語ですけれど、出会いは春ですか?
点数: 2
回答者 イサク
添削した俳句: 草蜉蝣我が子を腕に包むひと
再訪です。
表現・描写をつきつめると、
「たいせつな荷物のやうに子をいだく」
という、俳句ではない五七五になるのですよね・・・
この件を俳句にすることを否定はしませんが、「俳句である理由」「季語を入れる理由」「季節感を出す理由」などの整理をつけてから、ですかね。「荷物」のところで何かできるかも?
・草蜉蝣かかへるやうに子をいだく
逆に、季語をこどものように抱く、という類想は存在するのですけれど。
白菜を赤子のやうに抱いてくる/野木桃花
赤子抱くやうに大根持ちて来し/近藤紀子
点数: 1
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