「爽やかや旅で出会し女学生」の批評
回答者 なお
友也さん、こんにちは。
御句拝読しました。とにかく色々な国で、色々な思い出がありますね。うらやましいというか、それをよく覚えていらっしゃる。日記をつけていたのでしょうか?
さて御句ですが、イサクさんのご感想とかなりかぶりますがご容赦ください。
まず、「爽やかや」と始まりますが、何が爽やかなのか?季語ですからもちろん気候だと思いますが、この女学生さんが爽やかでした、という意味のようです。
それはなぜなら、季節感がないからです。コメントを読んでも季節が感じられない。例えば二人でかき氷を食べたとか、紅葉を見たとか、季節に関する言及が有れば別ですが。
要するにこの思い出は季節はあまり関係ないのではないかと。
それより旅先で出会ったということが強調されていますね。
どうしたらいいかというと、私は、思い出そのままの報告や説明でなくてもいいと思いますので(なぜなら本当のところは他の誰も知らないからケチのつくはずがないから)、多少の演出はかまわないと思うのですよ。
例えば卒業旅行とか、夏休みの旅とかにすると季節感が出ると思いますが。あるいは韓国の季節的な行事を見に行ったとか。それをどう詠むかは別として。
点数: 1
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このページに来てくださり、心から感謝します。初秋になったとはいえ暑い日が続いておりますが、どうぞご自愛ください。
この句は、大学を卒業してまもなくの頃に韓国・ソウルに行った時の話を詠んだものです。江南(カンナム)に向かう電車の中で、大学生ぐらいの歳のお姉さんから声をかけられました。
私が日本人だと思ったみたいで、江南に到着するまで彼女と話をしました。それで明洞(ミョンドン)のユースホステルに滞在していることを伝えると、「また会いたい」と言うので、後日明洞のおしゃれなカフェで会うことになりました。彼女とは結局それきりでしたが、楽しい旅の思い出になったと思います。
批評・添削していただければ幸いです。よろしくお願い致します。今日も惜しみない祝福がありますように。そしてさらなるご健勝とご健吟を心よりお祈り致します。私も至らない者ではありますが、精進して参ります。