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婦人持つ冬百合の花車窓暗し
回答者 イサク
添削した俳句: 冬の宵マリアの花を持つ女性
こんばんは。
マグダラのマリア様が花を持って街角に立っている姿を思い浮かべてしまいました。これは「電車内」であることが全くわからないことと「マリア」と呼び捨てであること、もあると思います。
季節に外れた季語そのものを読むのは厳しいですね。冬の茄子とかトマトとか・・・「冬百合」と詠んでいる句を見つけましたので、それをお借りします。どちらにしても説明的でしょうか・・・
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手術待ち自販機寒しごうごうと
葬パンフ使わず迎ふ除夜の鐘
貝を獲る海のをんなの焚き火かな
回答者 イサク
添削した俳句: 海女達の勤めを癒す焚火かな
はじめまして。
先に秋沙美 洋様がおっしゃられておりますが、私も「勤め」「冷え」では「勤め」に軍配を上げます。理由は「焚き火」に「冷え」は説明しすぎであると思うからです。
そして、南風の記憶様のおっしゃるとおり、不用な言葉を省くことや、その過程で詠み人にとって大事な情景を残していくことが肝要であると思います。
「海女達の勤めを癒す焚火かな」ならば素直な句であると思いましたが、残念ながら「海女」は春の季語だそうです。私も念のため調べるまでは知りませんでした。日々是勉強ですね。
指摘事項: 季重なり
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