俳句添削道場(投句と批評)

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冬の宵マリアの花を持つ女性

作者 根津C太  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

電車内に、百合の花一本を大事そうに持っている女性が座っていました、なにか手書きの本を読みながら。
よし、これを詠もう。
ところが、百合は夏の季語ではないか。
どういうことかと調べたところ、
百合というのは聖母マリアのシンボルなので、クリスマスの季節にずらして生産しているのだとか。
なので、マリアの花とする事に。
音数を収めるために結構削ぎ落とされてしまったけど、削ぎ落とさない方がいいものってあったかしら

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婦人持つ冬百合の花車窓暗し

回答者 イサク

こんばんは。
マグダラのマリア様が花を持って街角に立っている姿を思い浮かべてしまいました。これは「電車内」であることが全くわからないことと「マリア」と呼び捨てであること、もあると思います。
季節に外れた季語そのものを読むのは厳しいですね。冬の茄子とかトマトとか・・・「冬百合」と詠んでいる句を見つけましたので、それをお借りします。どちらにしても説明的でしょうか・・・

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添削対象の句『冬の宵マリアの花を持つ女性』 作者: 根津C太
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