俳句添削道場(投句と批評)

イサクさんの添削最新の投稿順の1438ページ目

「糖衣錠なめて春夜の夢うつつ」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 糖衣錠なめて春夜の夢うつつ

こんばんは。

句とは関係ない話ですが(少しはありますが)抗ヒスタミン薬は市販の睡眠改善薬と全く同じ成分ですので、眠気を催して当たり前だったりします。
急激な眠気が来ることがありますのでお気をつけください。

句については、因果から離れたら句の意味がよくわからなくなりそう。因果を含めた内容を詠んでいるので、このままでいいのではないかと思います。

点数: 1

「亡き父へバレンタインの花供え」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 亡き父へバレンタインの花供え

おはようございます。はじめまして。
私は厳しめのコメントが多めですが、お気持ちは受け取った上で俳句は・・というコメントを心がけますのでお許しください。

まず、お父様へのお気持ちは受け取ります。今年が初バレンタインデーということでしたか?お悔やみ申し上げます。

その上で、俳句の方ではわかりやすい問題点がふたつ。

季語「バレンタインデー」は基本的に「バレンタインデー」「バレンタインの日」など「デー」「の日」まで入れるべき季語、というのを心がけてください。「バレンタイン」という無関係の人名の可能性があるそうです。
 「バレンタインのチョコ」など、明らかに2月14日を指す工夫をすれば「デー」「の日」は不要だとは思いますが、工夫のない季語の省略は避けた方がいいです。
◆「亡き」と「花供え」の両方を入れると説明臭く感じます。片方だけでいいでしょう。この句では映像を持っている「花供え」を残し、説明の「亡き」を省略するのをお勧めします。
 「考」一文字で「ちち」と読み「亡き父」を表す漢字もあって、実際に使われておりますが、上手に使わないと説明しすぎになるのでお勧めしていません。今回も「花供え」とあれば必要なかろうと思います。

ということで、足すべき言葉「の日」と省略したい言葉「亡き」が二音ずつ。あとは調整です。

・父に花供ふるバレンタインの日

類想という話もある内容ですが、この句はお気持ちの句なので、そこは問題にはしません。

点数: 0

「花ぐはし桜と流るる琴の音や」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 花ぐはし桜と流るる琴の音や

おはようございます。はじめまして。

私からはひとつだけ。
「花ぐはし」は枕詞でしょうか?

俳句季語の「桜」は、「桜」と一文字だけで美しさは伝わりますので、五音使って枕詞を置く効果はほとんどない場合が多いです。
ほとんど効果がないのに十七音のうち五音も使ってしまうのが勿体ないので、枕詞はやめて別の表現・風景を足してあげるとよいと思います。

・琴の音とあはせるやうに降る桜

点数: 1

「梅の花こっそり覗く庭のすみ」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 梅の花こっそり覗く庭のすみ

おはようございます。

目立った瑕疵(ダメなところ)はない句ですが・・
◆ 「山本山」(中七が上五・下五のどちらにかかるかわからない形)がありますね。この句は一物に近いので意味が狂いにくく、問題にはなりにくいですが、作句時に注意しても良い点だと思います。
◆助詞の省略で、何かが庭のすみ「から」覗いているのか、庭の隅「を」覗いているのか、迷う形ではあります。
 コメントから「庭の隅にある梅の花が(何かを)覗いている」というのは確定します。おそらく「こちらを覗いている」と言いたいのでしょう。が、普通の俳句には自句自解のコメントは付けられないので、助詞の省略をする際はご注意ください。
◆「庭のすみ」という場所から「こっそり覗く」という擬人化。ここが安直すぎる、というのがこの句の最大の問題だと思っています。プレバト風に言えば凡人的。
 誰かが思いつくような句ではなく「まさ様にしか作れない句である」と言えるようなオリジナリティを探していきたいものです。

オリジナリティ問題なので、提案句はなしで。

点数: 1

「水面より群れなして鳥帰るなり」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 水面より群れなして鳥帰るなり

おはようございます。
褒めるのは他の方にお任せして・・

わづかに理屈に寄って作った句、と感じます。

季語「鳥帰る」は水鳥が飛び立った瞬間の季語ではない(飛び立っただけでは帰るかどうかわからないので)という点と、季語「鳥帰る」に映像を持つ鳥の多くは水鳥である点をわざわざ補強する必要はなかろう、という点から、「水面より」の一語が障るようです。

障らない五音を安直に選ぶと句がおとなしくなりすぎるのですが

・山々を群れなして鳥帰るなり

まだまだ推敲可能だと思われる句です。

・群れなして鳥帰るなり海は風

点数: 2

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