「亡き父へバレンタインの花供え」の批評
回答者 イサク
おはようございます。はじめまして。
私は厳しめのコメントが多めですが、お気持ちは受け取った上で俳句は・・というコメントを心がけますのでお許しください。
まず、お父様へのお気持ちは受け取ります。今年が初バレンタインデーということでしたか?お悔やみ申し上げます。
その上で、俳句の方ではわかりやすい問題点がふたつ。
◆季語「バレンタインデー」は基本的に「バレンタインデー」「バレンタインの日」など「デー」「の日」まで入れるべき季語、というのを心がけてください。「バレンタイン」という無関係の人名の可能性があるそうです。
「バレンタインのチョコ」など、明らかに2月14日を指す工夫をすれば「デー」「の日」は不要だとは思いますが、工夫のない季語の省略は避けた方がいいです。
◆「亡き」と「花供え」の両方を入れると説明臭く感じます。片方だけでいいでしょう。この句では映像を持っている「花供え」を残し、説明の「亡き」を省略するのをお勧めします。
「考」一文字で「ちち」と読み「亡き父」を表す漢字もあって、実際に使われておりますが、上手に使わないと説明しすぎになるのでお勧めしていません。今回も「花供え」とあれば必要なかろうと思います。
ということで、足すべき言葉「の日」と省略したい言葉「亡き」が二音ずつ。あとは調整です。
・父に花供ふるバレンタインの日
類想という話もある内容ですが、この句はお気持ちの句なので、そこは問題にはしません。
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毎年父にバレンタインデ―にチョコをあげていましたが、今年は仏壇や床の間にたくさんの花を供え偲んでます。