俳句添削道場(投句と批評)

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さざめきを飲み込む華厳の滝白し

回答者 ハオニー

添削した俳句: 喧騒も飛沫と消える大瀑布

お話から推測すると、強調したいのは「華厳の滝」に着いたときの厳かな雰囲気のようですね

2点、気になるところがありました
私なら「大瀑布」よりも「華厳の滝」を選びます
大瀑布は大きな滝を表しますが、落ちてゆくとてつもないほどの水流を強調している季語です
大瀑布ときたら、わざわざ「喧騒が飛沫となって消える」ほどの勢いがある滝だと説明する必要がありません

もう一つあります
華厳の滝の見えるその場所に来た人は静かだったのなら、やかましい喧騒はないはずですから大げさに感じます
「さざめき」くらいがいいと思います

この旅行がいつのことなのかが分かれば「秋の滝」「冬の滝」など、季語をもう少し吟味出来るでしょう

点数: 2

「蟷螂女子ならば自分は身の構え」の批評

回答者 よしはむ

添削した俳句: 蟷螂女子ならば自分は身の構え

徹之さん、こんにちは。
これは笑える句ですね。

蟷螂女子は残念ながら季語ではないので、無季俳句になってしまいますが、女性をカマキリに例えたのはおもしろいと思います。
カマキリのメスは交尾後、オスを食べてしまうそうです。肉食系女子としては、極地の例えかと思います。

ただ、これは俳句というより川柳そのものの句ですので、川柳として扱った方が良いでしょう。

指摘事項: 無季俳句

点数: 1

櫨紅葉極まる恋の孤独かな

回答者 腹井壮

添削した俳句: 櫨紅葉極まる赤の孤独かな

大浦美津子さん、こんにちわ。

原句を読んでまず感じたのは赤は不要だという事です。

櫨紅葉と言えば燃えるような赤をイメージできますので。

それとコメントの内容に理解し難い部分があったので句意をかなり推測した上で「色」を「恋」に替えたことを御承知願いたいと思います。

人に言えない背徳感のある恋のイメージが伝わればいいのですが。

点数: 1

落つ銀杏児らが落つなと跳ねにけり

回答者 三日酔いの防人

添削した俳句: 銀杏持つ裸の枝へ跳ぶ跳ぶ跳ぶ

虚俊様、今晩は。難しい句ですね。『跳ぶ跳ぶ跳ぶ』で子供の情景を詠う。面白いと思いますが、読み手が子供だと読んでもらえるか、子らと素直に詠うことをお勧めします。この句は子供が主役ですので、子供の感情等も入れても良いかと。無季について難しいところですが、この句は落葉の季節のことを詠っておりますので、銀杏が落ちている様子も入れれば良いと思います。

点数: 2

五百年秋気を醸す欅かな

回答者 腹井壮

添削した俳句: 幾百の秋気に触れし欅かな

ねぎみそさん、こんにちわ。

原句とコメントを読んだ感想から申し上げますと、年数や月日の流れに単位が欲しいなと思いました。

それと「秋気に触れる」と欅が受動的になっているのが気になります。

そこでコメントにあったので上五を「五百年」に差し替え、中七は欅が秋の気配の中心にいる事を示す為「秋気を醸す」に変えました。

樹齢の古い木に着眼するのはオーソドックスかもしれませんが、今回のねぎみそさんの目の付け所は良かったと思います。

点数: 2

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