「冷たさや欠けたベンチの刺の先」の批評
回答者 腹井壮
添削した俳句: 冷たさや欠けたベンチの刺の先
あっきいさん、おはようございます。
ちょっと語り過ぎている感じがしないではないですが刺で終わらずに刺の先まで焦点を当てた所が素晴らしいですね。語順も正確です。
点数: 1
回答者 腹井壮
添削した俳句: 冷たさや欠けたベンチの刺の先
あっきいさん、おはようございます。
ちょっと語り過ぎている感じがしないではないですが刺で終わらずに刺の先まで焦点を当てた所が素晴らしいですね。語順も正確です。
点数: 1
回答者 ハオニー
添削した俳句: 鮟鱇鍋煮返すほどの未練かな
なんだか分かる気がする作品ですね
私には出来ないタイプの句です
下手に映像を描こうとすると、こういう作品は気持ちが伝わらなくなります
「ほど」という直喩を使って季語の鮮度を落としてはいますが、そこに強烈な詩を生み出すことで季語をむしろ活かしています
俳句における比喩はこのように使うものだと、学ばせていただきました
ありがとうございます
点数: 2
回答者 ハオニー
添削した俳句: 浮流して七変化せりしゃぼん玉
理屈っぽくもあり、曖昧でもあるハオニーです
俳句の感想を
表現が両極端です
「浮流」が理屈っぽくて、「七変化」が曖昧ですね
「浮流」とは水に浮かんで流れることを言う、難しい言葉なのです
「七変化」しているのは、色なのか形なのか表面の光りの見え方なのか、そこが分かりません
ですから、どちらかを変えてもう一方に寄せていく必要があります
まずは曖昧な「七変化」に寄せます
具体的な場所を描けばどこなのかが分かり、想像しやすくなります
たとえば
せせらぎに七変化せりシャボン玉
今度は、理屈っぽい「浮流」に寄せます
浮流で水の上だとは分かるので、「七変化」の内容を具体的に書けば整合性が取れます
たとえば
浮流して光を揺するシャボン玉
バランスの取り方は、俳句だけでなく定型詩における永遠のテーマですね
点数: 1
回答者 ハオニー
添削した俳句: 恋やぶれ瞼にしみる霜夜かな
はじめまして
恋句はとっても好きなハオニーです
まずは感想を
恋に破れて、霜夜の冷たさが目にしみる
そのような青年の光景がきちんと見えました
失恋に慣れていない青年なのかもしれない、と私は解釈しました
涙や泣くといわずに、悲しさを読み手に想像させるのはとてもいいことだと思います
私の知りえる範囲で、あっきいさんの疑問にお答えしましょう
あっきいさんの想像していらっしゃる通り、この句は季重なりです
季語は「しみる(凍みる)」と「霜夜」の2つです
しかし、これらの季語が協力して「失恋の悲しさ」を強調しています
きちんと季語の相乗効果を得られているので、私はこの季重なりはアリだと思います
季重なりが気になるのであれば、「しみる」を別の動詞に変えましょう
泣いたら周りの景色はどうなりますか?
そう、景色はゆがみます
「ゆがむ」はいかがでしょう?
恋やぶれ瞼にゆがむ霜夜かな
私は季重なりよりも、「恋やぶれ」のほうが気になります
「しみる」や「ゆがむ」で悲しさが想像の範囲に入っているため、「恋やぶれ」で失恋だとトドメを刺さなくてもいいかなと
「やぶれ」をかえます
片恋の瞼にしみる霜夜かな
「片恋」から「失恋」まで読み手に想像してもらうほうが、直接言うよりスマートだと思いました
沈黙は金、雄弁は銀というものですが、これはあっきいさんのセンス次第です
点数: 2