俳句添削道場(投句と批評)

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「冬ぬくし造り酒屋の旦那芸」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 冬ぬくし造り酒屋の旦那芸

あらちゃんさん、こんにちは。
御句拝読しました。面白い!
このままでいただきますが、でも、私なら、と詠み替えをしたくなるのが悪いくせ(笑)。
旦那芸はいいのですが、これを開いて、

・冬ぬくし酒屋の旦那の隠し芸

うーむ、「造り酒屋」の雰囲気を入れないといけませんね、単なる酒屋ではなく。やはりこのままいただきます!

点数: 1

「冴ゆる風鼓動染み入るバイクかな」の批評

回答者 いるか

添削した俳句: 冴ゆる風鼓動染み入るバイクかな

まささん、こんにちは

御句拝読しました
すっかりバイカー俳人ですね
バイクの振動に揺られ風を切る疾走感が良いと思います

ただ、前にも一度お伝えしたかもですが、かなで終わるときは一句を通した調べにするのがスタンダードかな、と思います
また、本句三段切れではないですが、中七が上五か下五のどちらに掛かるかわからないタイプの山本山ちっくですね
そして、鼓動は何も言わないと人間の鼓動としか読めないと思います
疾走することにバイク自体が高揚している感じでひとつ
 冴ゆ風に鼓動の高きバイクかな

今後ともよろしくお願いします

点数: 1

「頂きのコタン冬空近いかな」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 頂きのコタン冬空近いかな

こんばんは。

◆句またがりで中七の中に切れのある「かな」句ですが、かなり気になりますね。
◆「頂のコタン」とは?
 山頂にあるアイヌコタン(集落)という意味かもしれませんが、山頂の集落というのが想像しづらく。
 調べても、アイヌコタンの多くは湖や川の畔にあるようですが、山頂のコタンもあるのかな?
◆「近いかな」も違和感が大きいです。口語+「かな」だからでしょうね

・コタンより近き冬空眺めをり

点数: 0

「かまくらや六年生のマイホーム」の批評

回答者 なお

添削した俳句: かまくらや六年生のマイホーム

千秋さん、こんにちは。なんだかお久しぶりのような気がしますが、お元気でしたか?

御句拝読しました。私は子供の頃、かまくらを作ろうとしましたが、人が入れるようなものを作るのは大変であきらめて、雪だるまにしてしまった思い出があります。これも俳句になりそうですけどね(笑)!

さて御句ですが、中七下五もかまくらのことを説明しているのに、「かまくらや」と、「や」で切れを入れるのはどうかなあと思いました。
それと、大人にはマイホームは憧れですが、小学六年生が、マイホーム欲しい!と思うかなと(ごめんなさい)。
そのくらいの子どもが一番欲しいのは、「自分の部屋」ではないかと思いました。

・かまくらを自分の部屋に六年生

今一つの感がありますが、私の言いたいことを形にした提案として置かせてください。原句のマイホームを一文字だけ変えてマイルームとする手もあるかも。
よろしくお願いします。

点数: 1

「早朝の黙孤高なる初音かな」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 早朝の黙孤高なる初音かな

こんばんは。

句またがりですよね?
「そうちょうのもだ ここうなるはつねかな」ですよね?
意味はわかりますし句意もわかります。
「かな」構文に対して切れを入ることは難しいですが、比較的成功しているのではないかと思います。

漢字の連続するところに読みにくさ⇒誤読の可能性があるようですが、そこを修正するかこのままいくか、といったところ。
上五の「早朝の」が冗長に感じます。ここと合わせて推敲を考えるのもアリだと思います。
掲句のままでも良いとは思います。

句またがりのまま誤読を回避するとしたら

・早朝に黙あり孤高なる初音

こんな感じでしょうか?

点数: 0

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