俳句添削道場(投句と批評)

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泉あり雑木林に車影

作者 なおじい  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

お題「泉」のリベンジです。やはり山歩きの経験からですが、朝とは泉の捉え方を変えました。
あれ、こんな林の中に何故車が?と思ったら…

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「泉あり雑木林に車影」の批評

回答者 西風子

なおじい様
泉湧く西風子です。コメント、ありがとうございます。直感で泉はピンと来るものがありませんでした。和泉式部も泉に違いないとこじつけ句を考えましたが、面白い句にならず、投句の句にしました。悔し紛れの皮肉の感情句?でしょうか?川柳ですかね?コメント頂き、たのしかったです。
引き続き、宜しくお願いいたします。

句の評価:
★★★★★

点数: 0

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添削一覧 点数の高い順に並んでいます。

泉湧く雑木林にSUV

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんばんは。

なおじい様はどのように俳句、特に「季語」の勉強をしてらっしゃいますか?
特に季語「泉」で顕著ですが、季語を「俳句にひとつ入れておけばいい単語」とみなしているように見えます。
俳句によって季語は主役となったり、対照物を引き立てたりもします。季語が季節を連れて来るので、あまり乱暴に扱っては「俳句」というものから遠くなります。ちょっとだけ、気にしてみてください。

御句、上五「泉」と中七下五が分断されすぎているように感じます。
泉の「一物俳句」ならばもう少し寄せる工夫が必要かと・・・

点数: 2

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泉湧く雑木林の廃棄バス

回答者 秋沙美 洋

句の評価:
★★★★★

なおじいさん、こんにちは。

ご質問を頂きました「現かな旧仮名問題」について、まずお答えします。
結論から言いますと、自分がしっくり来る方で読むのが正解でしょう。
もう一歩踏み込みますと、僕が考える旧仮名のメリットは、「一句の中に流れる時間をゆったりさせる」所にあるかなと考えています。
他の人の句を引き合いに出すのもアレなので、拙句で比較してみます。

「明日もまた怒られましょう冷奴」
「明日もまた怒られませう冷奴」

前者は何だか、ある種の冷奴の標語のような?そんな印象がしませんか。
後者は「怒られませう」という旧仮名表記で、諦観混じりの読み手の感情がゆっくり滲み出てくるような、そんな気がしないでしょうか??
二つ並べて読んだ時、僕自身「ああこの句は現かなより旧仮名で表記すべきだな」と思い、旧仮名を用いました。

もっとも、この現かな旧仮名問題は感覚的な所が非常に大きいので、最初に言った通り「自分がしっくり来る方を選ぶ」のが最適かと思います。

前置きが長くなりましたが、揚句について。
「泉あり」で映像がスパっと途切れてしまったように見えました。そのせいで、後に続く「雑木林に車影」という光景が、泉の光景から独立してしまっています。
また「雑木林に車影」というのも、今走っている車影なのか廃棄車両なのか分かりづらいです。
「車影」は「しゃえい」だと大胆な字足らずなので、「くるまかげ」という読み方で良いのでしょうか?あまり見慣れないですね。
添削句、ひとまず雑木林と泉を繋げてみました。いかがでしょうか。

点数: 1

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山道の奥に光れる泉かな

回答者 卓鐘

句の評価:
★★★★★

つい長文になる悪い癖があり、いっぱい書いたんですけど混乱すると思うので取りやめて、シンプルにいくことにします。

「雑木林に車の影が見えた。なぜだろうと思うと、あぁこんな涼しげな泉があるのかぁ」ということを伝えたいという理解でいいでしょうか?それを前提に問題点を箇条書きしておきます。

・「あり」という断定は「あるのだ!」の意味。意図とは違いますね。
→句意を表現するには、XXXXXXX泉かなという「かな」の詠嘆を使いたいところ。
・車影という日本語が強引。字数合わせのために強引な言葉は良くない。
・車の影というミステリアスな言葉で終わるので、ありという強い切れ字を使っている割に、句が車の影に持って行かれてしまっている。
・諦めも肝心
「雑木林に車の影が見えた」「なぜなら泉があるから」
こういう時系列が長く、因果関係もある内容を一句に韻律で表現するのは難しいです。チャレンジしてみたけど僕の実力では厳しいです。
こういう場合、諦めて状況を絞る・あり得る嘘をつく(見たものとは変える)ことも大事です^^;(言い訳)

点数: 1

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林間の轍だどれば泉かな

回答者 よし造

句の評価:
★★★★★

拙句・・添削句の方が自然です。私は強引な創作をしましたから。ありがとうございます。
御句・・車を見たのが先なので、この語順ですとコメントと意味が異なるかと。泉のそばに車があるなぜだろうという意味になりそうです。提案句は少し意味が違ってきますが、一句一章で読み下したものです。

点数: 1

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「泉あり雑木林に車影」の批評

回答者 登盛満

句の評価:
★★★★★

こんばんは。
父の日の句への添削いただきありがとうございました。いただいていた事に気が付かずにいて申し訳ありませんでした。
はい!お肉はたくさん入れました(笑)
中華街、コロナ前は月1で行っていたくらいの中華料理好きですが、最近はなかなか行けておりません。
御句拝読させていただき、初読では少し句意が掴めませんでした。おそらく車影の影に気を取られ、なんだろう?と言う思いが強かったのかと。「車が止まっていて、どうしてこんなところに? おや!そうか!こんなところにあんなに美しい泉が湧いていたのかぁ〜!」の読みで良いでしょうか? 先月私も悩みましたが「泉」は、なかなかに作句の難しい兼題だと思いました。

点数: 1

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「泉あり雑木林に車影」の批評

回答者 白南風

句の評価:
★★★★★

人魚の俳句添削ありがとうございました。
人魚は海という感覚がありませんでした。
添削句では「人魚がいる!!しかも化粧してる!!」という驚きの中にも変化があって、すごく面白かったです。
つく尽くなおじいさんのような俳句を読みたいと思ってますが、なかなかうまく行きません。

点数: 0

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「泉あり雑木林に車影」の批評

回答者 西風子

句の評価:
★★★★★

たつじい様
初秋の西風子です。コメント、ありがとあございます。実は、岩崎さんの聖母たちのララバイ、大好きです。僕は謡はまあまあ、かな?下手くそなカラオケ自慢の友人に負けない持ち歌です。僕はセンチがやはり好きなのかな、肩凝らないし。同時代?のコメントに励まされ、さらに日本のセンチ表現に精進します。また、コメント添削、宜しくお願いいたします。

点数: 0

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添削対象の句『泉あり雑木林に車影』 作者: なおじい
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