俳句添削道場(投句と批評)

添削と批評一覧最新の投稿順の15354ページ目

種の殻こつこつと割る四十雀

回答者 よし造

添削した俳句: こつこつと種の殻割る四十雀

私も野鳥好きですが、四十雀がそんな仕草をするのを見たことがありません。
一物仕立ては散文的になりがちですが、私は好きです。普通の種はそのまま食べてしまうので、種の大きさを示す殻は必要だと思います。このままでもいいと思いますが、掲句は映像を先にだしただけの句です。

点数: 0

独り居の朝や冷麦けふも居る

回答者 登盛満

添削した俳句: 独り居の朝を冷麦けふも居る

秋沙美さん、こんにちは。
四十雀の句への添削いただきありがとうございました。
はい、種の殻割るは説明でした。殻を割ることに固執してしまいました。殻から抜け出せない自分が情けないです。
御句拝読させていただき、もうすでに朝から暑い出勤前に、冷麦をササっと茹でてササっと流し込む景が浮かびました。ふと気づいたら今日もか!と。
独り居の朝を助けてくれている冷麦さんなので、「に」ではなく「朝を」なのだと思いましたが、初読少しだけ悩みましたので。

点数: 0

桜桃忌メロスの友の意気やよし

回答者 なお

添削した俳句: 太宰忌のセリヌンティウスとなつてゐる

こんにちは。秋沙美様、いつもご指導有難うございます。

御句、私は、友人の一生の頼みを快く引き受けた、その心意気やよし!という句かと思っていました。

そこでの提案句なのですが、しかしコメントを読むと、友さえ疑ってしまった(信じられなくなった)自分がいらっしゃいますね。

私は、そこまであまり深く考えずに、メロスが走り出す前までのところで詠み終えてしまいました。
よろしくお願いします。

点数: 0

法事終へ父母安らはむ夏の雲

回答者 よし造

添削した俳句: 見上げれば父母の笑顔や夏の雲

いつも実感・実景を句材になさっているので、心に伝わるものがあります。
事実をそのままに書いてもいいように思うので、提案句です。季語が語る明るい気持ちで法事を済まされて良かったですね。

点数: 1

「カタカナ語苦手な父や茄子の花」の批評

回答者 登盛満

添削した俳句: カタカナ語苦手な父や茄子の花

こんにちは。
四十雀の句への添削いただきありがとうございました。
種の殻割るは説明っぽいと感じておりました。何故か、殻を割ることから抜け出せないでいました。(木の下に殻がたくさんこぼれていて、掃除をしたりしたからでしょう)殻割りつづくと殻割る姿とか、、、声に出してみてもしっくりしなかったでうす。確かに!種だとしっくりしました。頭がギコギコと錆びています。泣

御句拝読させていただき、素敵な父の日の句だと感じました。
茄子の花の、地味で素朴だけれど必ず実になる無駄のないところと、カタカナ語苦手な父との響き合いに、詠み手の父への想いが感じられました。「カタカナ語苦手」は敢えての表現なのだと思いました。

点数: 0

添削依頼をする!

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

▼添削依頼された俳句の検索

▼添削と批評(返信)の検索

ページの先頭へ

俳句添削道場の使い方。お問い合わせ

関連コンテンツ