俳句添削道場(投句と批評)

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メガ西瓜大仏のごと黒光り

回答者 なお

添削した俳句: 黒光りして南無西瓜大菩薩

こんにちは。長谷機械児様、いつもお世話になってます。

ところで長谷さんの「機械児」とはなんとお読みするのですか?今度教えてください。
拙句「盆休み…家居」ご評価ご添削有難うございました。長谷さんの添削句、いいですね。そのほうが実体に近いのですよ。実は私、盆休みなるもの(旧盆の時期、特に終戦日にかけて取る夏休み)を取ってないのですよ。今年は14、15日が土日で休みですし、来週23〜25日に夏休み取る関係で…。
いま会社では出社規制という感じでほぼ毎日在宅勤務。もちろん毎日きっちり仕事していますが、繁忙期も過ぎてそれほど忙しい時期ではないため、なんだか休みのようで…。そんな中途半端な気持ちが句作にも現れましたね。失礼しました。

さて御句。こういうスイカは、たまに見かけますよ。でもあまり出回らないですよね。高いのではないかな?美味しいのだと思いますけど。食べたかもしれませんが、記憶にはありません。

原句では菩薩に例えておられますが、菩薩はすらっとしたイメージ。あのずんぐりした形は大仏様のほうが相応しいかと。
提案句は、手元のメモ書きの段階では上五はずっと「大西瓜」としていたのですが、入力してみると、「大西さんの瓜」みたいなのと、大仏の大と重なるので、悩んだ末「メガ」としました。パッと見、西瓜がメガネかけてるようですがご容赦ください(笑)。

もうずいぶん昔ですが、役員と初めて中国へ出張に行った時の話。レストランで出るスイカが甘くて美味しくて、私はバクバク食べてました。でも役員は食べない。そこで役員に「中国のスイカって、なんでこんなに美味しいんでしょうね?」と聞きましたところ、ニヤリと笑って、「そりゃ君、肥料が違うからね、こちらは…」。
もう二十年以上前の話です。

点数: 1

「秋澄みて複眼きらり空に丸」の批評

回答者 長谷機械児

添削した俳句: 秋澄みて複眼きらり空に丸

卯筒さん、こんにちは。

御句、拝読しました。

添削というより、私の感想です。
この句を読んで、トンボが秋の空を円を描いて飛んでいるのだろうなあ、とは思いました。
コメントを読むと、そのとおりでした。
「秋の澄んだ空をまるくとぶ、ひかる複眼をもつものなーんだ?」というクイズの答え合わせをしている感覚でした。

秋の季語「蜻蛉」を使った上で、光る複眼や、円く飛ぶ様を一句にされたほうがよいと思います。

今後とも、よろしくお願いします。

点数: 1

これはもう自殺行為の夜食かな

回答者 なお

添削した俳句: 死ぬことがこわいと思ふ夜食かな

こんにちは。卓鐘様、いつもお世話になってます。

まず、民明書房のことは、あのあと調べてわかりました。大丈夫です(笑)。
それから赤く丸いトマトも大丈夫です。全くその通りだなと納得しました(汗)。

拙句「黒白の種、西瓜」ご評価ご添削有難うございました。ご提案句の「黒き種白き種あり西瓜あり」、いい句だと思います。
実は、私の「黒白の種ありてこそ西瓜かな」を詠んだのは、直接的には種なしスイカをいただいたことがきっかけですが、元々はある句に触発されました。
私の好きなコミックの中に、俳句が趣味のおじさんが出てくるのがあります。この人が結構いい句を詠むのですよ。その一つに「黒い種白い種ある西瓜かな」というのがあり、妙に気に入っていました。だけどここに投句するわけにもいかない。
そんな時に種なしスイカを食べたので、この機会にと、あらためて私流に詠み直し、例の「黒白の…」を投句しました。自分でも、「黒白の」とするより「黒い種白い種」と分けたいと思いながら…。
そしたら今日、卓鐘さんが同じ響きの句を!さすがと思いました。

さて、自分の句のことが長くなり、すみません。

御句、私のような年寄りにとっては、夜食は胃や腸に大いに負担をかけるので、自殺行為に等しいのです。そんなことで死にたくないと思い、夕飯を終えたら何も口にしません。かつては夜食といえばラーメンあるいはそば、よく食べていましたけどね…。もっとも、夜食を摂るほど遅くまで起きてはいないのですよ。卓鐘さんのように若い人には、夜はこれから!くらいの時間には、もう寝に入ってますよ(笑)。

これからも歯にきぬ着せない評価をお願いします。お手柔らかに…(どっちだい!)

点数: 1

「秋澄みて複眼きらり空に丸」の批評

回答者 げばげば

添削した俳句: 秋澄みて複眼きらり空に丸

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

御句、拝読しました。
上五中七で秋の蜻蛉までは行ったのですが、空に丸、がどういう光景なのか浮かべられずでした。

赤蜻蛉円を描きて飛びゆけり

もう赤蜻蛉になっちゃいました。
秋澄むを季語にしなくても、赤蜻蛉で空は澄んでいるような気がしたので、蜻蛉で詠んでもいいのかなあと思ってこうなりました。とてもシンプルになっちゃいましたが、ここからまだ工夫はできるかもしれません(*'▽')

点数: 1

「猫の声今宵の月に響きけり」の批評

回答者 長谷機械児

添削した俳句: 猫の声今宵の月に響きけり

咲奈さん、こんにちは。

今宵の月(=十五夜の満月)と、時節を特定した季語を使っているので、恋猫の声ではなく、いつもの「ニャーオ」という鳴き声なのでしょう。その時分に、虫の声でなく、「ニャーオ」と猫の声のほうが響く。寝静まる「みんな」の中には「虫」も含まれていた。
明るい名月の夜なのに、動く物無く、猫の声だけ聞こえる。なるほど、異様・ファンタジーの景と思います。

直すところはないものと思います。

一案として、

 猫の声今宵の月に響かせり

なんていうのはどうでしょう。能動的。猫が月に声を聴かせようとしている。満月の夜、他の何者も音を発しないなか、猫が小さな声で月にアクセスしようとしている! まあ、お遊びですが。異様・ファンタジーなので。

今後とも、よろしくお願いします。

点数: 0

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