俳句添削道場(投句と批評)

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猫の声今宵の月に響きけり

作者 咲奈  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

いつもありがとうございます。
みな寝静まる夜更けに、猫の声だけが異様に響くように見えた句です

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「猫の声今宵の月に響きけり」の批評

回答者 長谷機械児

咲奈さん、こんにちは。

今宵の月(=十五夜の満月)と、時節を特定した季語を使っているので、恋猫の声ではなく、いつもの「ニャーオ」という鳴き声なのでしょう。その時分に、虫の声でなく、「ニャーオ」と猫の声のほうが響く。寝静まる「みんな」の中には「虫」も含まれていた。
明るい名月の夜なのに、動く物無く、猫の声だけ聞こえる。なるほど、異様・ファンタジーの景と思います。

直すところはないものと思います。

一案として、

 猫の声今宵の月に響かせり

なんていうのはどうでしょう。能動的。猫が月に声を聴かせようとしている。満月の夜、他の何者も音を発しないなか、猫が小さな声で月にアクセスしようとしている! まあ、お遊びですが。異様・ファンタジーなので。

今後とも、よろしくお願いします。

句の評価:
★★★★★

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猫の声今宵は月まで響きけり

回答者 なおじい

句の評価:
★★★★★

咲奈さん、こんにちは。

御句の感想と提案句を置かせていただきます。

御句、情景が思い浮かびます…と言いたいところですが、これは発情期の猫のことですかね?それだと秋の句にはおかしいですね。発情期の猫は恋猫といって春の季語になっているくらいですからね。
普段はあまり猫の声はそれほど響かないと思うのですが…。

提案句は、「今夜はなんだか妙に響くな…」感を出してみました。

点数: 0

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「猫の声今宵の月に響きけり」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

素敵な句ー、というのが第一印象。
「月夜に響く」でなく「月に響く」という措辞も、正しい正しくないを置いておいて、なんだか、好きだなーって思いました。

なおじいさんの提案句の「今宵は」というのも、好きですねー。そこで、もっとやっっちゃったのが提案句。

猫の声今宵は月に届きけり

「響く」の方がいいかなあ、やりすぎて味わい変わってるかも。
なおじいさんおっしゃる通り、秋はそんなに鳴いてないかもですけど、今宵は何があったんでしょうね。「今宵は」っていうのが、なんかいろいろ想像させられますねー。今宵ばっかりは鳴くでーって感じでしょうかね。

原句、そのままでも素敵な句でした(*'▽')

点数: 0

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