俳句添削道場(投句と批評)

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万葉の防人の声鳥渡る

回答者 イサク

添削した俳句: 万葉の防人の歌鳥渡る

こんばんは。

私の中で平安の防人といえば九州北部なので、半島や大陸から渡りくる鳥とジャストフィットです。

景がないのを気にしていますが、景はひとつあれば大丈夫です。
というか私の中には九州北岸からうっすら島や対岸が見える景が出ていますので気になりません。

「の歌」の部分だけ、ちょっとひっかかりました。
「防人の歌」でワンセットなのは頭では理解していますが。

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「あら楽しい薪の煙ミントの香」の批評

回答者 なお

添削した俳句: あら楽しい薪の煙ミントの香

ジュンさん、こんにちは。初めまして。御句の感想と提案句を置かせていただきます。

御句、季語については先にイサクさんが詳しく解説してくださっていますので、その点はもう大丈夫ですよね。
私がちょっと気になりました点を申し上げます。
その1. 「あら◯◯しい」という時は、普通、「あら◯◯し」と留めます。そしてこの句の場合、「楽し」でもいいですが、「あらおかし」というのも的を射ていると思いますよ。
その2. ミントは草です。枯れても。それを焚き木にするのはいいですが、薪と表現するのは無理がありますね。

そこで提案句です:
・あらおかし焚き火のミント香り立つ
・枯れミント薫る焚き火やあら楽し

いかがでしょうか?こうした私たちの感想や提案句を見てのジュンさんのご意見もお聞きしたいと思います。ぜひ私たちの投句の、どれにでもいいですからご返信ください。お待ちしてます!

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「万葉の防人の歌鳥渡る」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 万葉の防人の歌鳥渡る

こんにちは。知世様、いつもお世話になってます。
御句、なかなか古風で私はいい感じと思い、好きな句です。
万葉の時代の防人は、故郷を遠く離れて地方の警備をしていたのですよね。その防人が渡り鳥を見て、「空を飛ぶ鳥さえ故郷を忘れず、季節が来れば帰っていく。故郷を離れて辛い任務に従事しているこの私はいつになったら帰れるのか。父よ、母よ、愛する人よ、元気でいるだろうか」このような心境を詠んだ和歌ががあるでしょう。
現実にいま渡り鳥を見た知世さんが、万葉の時代に渡り鳥を見て遠い故郷に思いを馳せた防人の歌を思い出した、という句と鑑賞しました。

いいじゃないですか。

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「巡回の鍵束提げて虫の闇」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 巡回の鍵束提げて虫の闇

こんにちは。げばげば様、いつもお世話になってます。

御句、げばさんは「虫の闇」を上手く使いますね。以前もお使いだったですかな?私は浅学にして知りませんでしたが、「虫の声」では、暗くもなければ言い知れぬ不安感もない。あるのは風流であり、場合によっては楽しいですよね。ここは虫の闇か、そうか。巡回中に風流を楽しんでいる場合ではないですね(笑)。
御句、私は、巡回に行く人が、鍵束を持ち、「さあ、行くか!」と言って立ち上がり、警備室のドアを出て行く時のような場面を思い浮かべました。ですので、どちらかというと、
・巡回の鍵束手に取り虫の闇
という感じです。
でも、イサクさんではないですが、鍵束のジャラジャラいう音と虫の声が何かハレーションを起こしたら面白いなと思いました。
・巡回の鍵束じゃらじゃら虫の闇
あ、もしかしたらこれが取り合わせ?違うか!

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