「坂道を自転車押して若葉かな」の批評
回答者 イサク
添削した俳句: 坂道を自転車押して若葉かな
こんばんは。
この内容なら軽い切れも大丈夫ですね。「坂道で若葉に出会った」という感じで受け取れます。
とはいえ私ならば「自転車を押す坂道の若葉かな」にすると思いました。
「自転車」の後ろに省略されている助詞が「を」で、「坂道を自転車(を)押して」という「を」が二度登場する叙述の形が気になるからだと思います。
私が気にしているだけかもなので、提案句にはしません。
点数: 1
回答者 イサク
添削した俳句: 坂道を自転車押して若葉かな
こんばんは。
この内容なら軽い切れも大丈夫ですね。「坂道で若葉に出会った」という感じで受け取れます。
とはいえ私ならば「自転車を押す坂道の若葉かな」にすると思いました。
「自転車」の後ろに省略されている助詞が「を」で、「坂道を自転車(を)押して」という「を」が二度登場する叙述の形が気になるからだと思います。
私が気にしているだけかもなので、提案句にはしません。
点数: 1
回答者 イサク
添削した俳句: 万緑や黒髪なびく物見台
こんばんは。
良い句と思います。
歴史好きには「物見台」は「物見=見張り」の意味がつきまとうので、「展望台」でも良いかと。字余りはさほど気になりせんね。
点数: 1
回答者 イサク
添削した俳句: 焼き車海老の目元に白き塩
こんばんは。
チャレンジ句なので【敢えて】というところが多いと思いますので、ご本人の自戒や他の方との意見被りも多いです。
◆この「車海老」は季語だ!と作句者が断定するなら、そこは気にするところではありません。季節感が間違っていなければ歳時記
にあろうがなかろうが大丈夫だと思います。
◆リズムの悪さ、は卓鐘様と同意見。
「車海老焼けて・・・」の形で夕方考えていたのですが。
◆「白き塩」白さに注目するなら語順、「塩」に注目するなら「白き」ではない別の要素、という話はげばげば様と同意見。
◆「目元に」この「に」は微妙ですね。やや散文的に見えます。
コメントの「半透明の塩が光っており」こっちをいただきます。
・車海老焼かれて塩を光らせて
点数: 1
回答者 イサク
添削した俳句: 卯の花やトイプードルの散歩道
こんばんは。ヒントありがとうございます。
ほぼ答えににたどり着けるヒントでしたね(笑)
取り合わせ句は、動くかどうかといえばもちろん動くので、季語+それ以外の部分の組み合わせで何を出すか、というところだと思います。
「散歩道」+「道にありそうな花の季語」は、藤田先生の言うところの「陳腐・平凡」に収まっているかと・・・裏の意味も特にないですよね?
点数: 2
回答者 イサク
添削した俳句: 五十日やATMの春日傘
こんばんは。拙句の本意はご理解していただけたようで。
本句のコメントや。他の方へのコメントにも軽いヒントがあったのですが、
卓鐘様のヒントがほぼ答えですねw
基本的にはお遊びの句です。単体で俳句として成立するように全力を尽くしたお遊びの句(私がたまに出すやつ)で、あまり勉強にはならないかと・・・
御句、だいたいげばげば様と卓鐘様が語りつくしています。
俳句を一年もやって「意味の分からない俳句」を作らないようになってくると、「風景が見えやすい」が必ずしも誉め言葉にならなくなってきますよね・・・説明しすぎている可能性が高いので。
切れの位置を変えて「五十日のATM」とすれば形はよくなりますが、結局はATM前に人がいる【理由】が強いので、ここを解消しないことには上位選の望めない「五十日」かと思われました。
「人が並んでいる理由」ではなく「並んでいるという直接の説明」でもない「ATMの前の春日傘の描写」が欲しいところだと思います。
「ブラウスの袖まくり上げ春日傘」
こちらは「春日傘」をするような人は「ブラウスをまくり上げたりしない」(日差しを気にするため、オシャレを気にするため)と思うのですが、そのまくり上げた映像の説得力(理由ではない)が欲しかったかと思います。今のままでは「陽射しが暑いから」という理由のように読めるので・・・
げばげば様と近い意見ですね。
点数: 1