「朝露の輝きなりや口紅の」の批評
回答者 げばげば
こんにちは。
いつも勉強させていただいています。
やはり、下五の「の」が気になり、どういう取り合わせかで迷いました。
剥がれたるルージュの赤や朝の露
こんな感じで朝露と口紅の完全取り合わせにしてみましたが、
はたして、はかないものとして響いているか、、句意が届くかは、、。いかがでしょう。
点数: 2
添削のお礼として、げばげばさんの俳句の感想を書いてください >>
作者 三月幸暁 投稿日
回答者 げばげば
こんにちは。
いつも勉強させていただいています。
やはり、下五の「の」が気になり、どういう取り合わせかで迷いました。
剥がれたるルージュの赤や朝の露
こんな感じで朝露と口紅の完全取り合わせにしてみましたが、
はたして、はかないものとして響いているか、、句意が届くかは、、。いかがでしょう。
点数: 2
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回答者 イサク
こんばんは。
ひとつ前の「台風のごとき子宮」の句もそうでしたが、季語が比喩的に使われているのが気になりました。この句も、「朝露の輝きのような口紅」に受け取れそうですね。
せめて「口紅」「朝露」が両方主役という並列の状態まで持っていきたいものです。
季語「朝露」は、説明しなくても「輝く」「昼には消える」などの性質を持っているので、いちいち説明する必要はないかもです。ただ、朝露でなくて暗に「口紅」を説明する手法はありそうです。
コメントを読まないと「マスク」はわかりませんが、時事コロナ句は説明せずには落としどころが難しいですね。
・口紅や朝露輝かしく消ゆ
・朝露やマスクの裏に口紅す
点数: 1
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優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。
今日ではマスク着用が義務付けられ引いてもすぐにマスクについて落ちてしまう口紅とすぐに葉から落ちたり蒸発したりしてしまう朝露の、儚さという点と、会社や学校に向かう前の、気温が上がる前の朝にしか見られないという点で共通しているかなという思いで作りました。
納得いかないのは下五の部分です。「口紅す」も考えましたが何だかしっくりこなくて、どうすればいいでしょうか?