俳句添削道場(投句と批評)

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去る君の沈んで行きぬ屋台の灯

回答者 腹井壮

添削した俳句: あなたの肩に消えた夜店の灯り

前回の添削ではやり残した感じがあったので再チャレンジしました。

句意をよく読むと「肩」には拘ってないようですので「肩」は省略しました。また、「去る君の」はハオニーさんのアイディアを拝借させて頂きました。

小説のワンシーンのようなシュチュエーションにるまりさんの一句にしたい思いがとても伝わってきました。

点数: 0

かき氷食べ冗談の着地点

回答者 三日酔いの防人

添削した俳句: かき氷怪訝な顔をされた冗談

朝見様、皆様今晩は。写生の句、難しいですね。
句作の状況から、かき氷を前にして、2人の人物が登場します。そこで一人が冗談を言ったところ怪訝な顔をされた。
写生の句ということですので、季語である『かき氷』をどうしているのかは入れるべきだと思います。売っているのか、買っているかのか、手に持っているのか、食べているのか、見つめているのか等です。怪訝な顔ということですので冗談は通じていなかったわけで、怪訝な顔と冗談はどちらかを削ることが出来ると思います。

点数: 3

「カブトムシ網戸の裏にいつまでも」の批評

回答者 腹井壮

添削した俳句: カブトムシ網戸の裏にいつまでも

よしはむさん、ハオニーさんこんにちわ。

原句そのものにかなり良さがあるのでハオニーさん以上の添削は思いつきませんでした。

恥ずかしながら網戸が季語である事を存じておりませんでした。

そこで例句を調べておりましたら

http://fudemaka57.exblog.jp/25946250/

やたらと季重なりが多いんですね。
参考までに。

点数: 1

かき氷怪訝な蜜の染まりけり

回答者 腹井壮

添削した俳句: かき氷怪訝な顔をされた冗談

朝見さん、こんにちわ。

原句は大須賀一人さんが好きそうな感じですね。

読む側として取り合わせの距離感が測れなかったのでこうなりました。

点数: 1

いつまでもいるぞ網戸のカブトムシ

回答者 ハオニー

添削した俳句: カブトムシ網戸の裏にいつまでも

面白いカブトムシの様子を描こうとしていたのですね
下五(座五ともいう)の「いつまでも」にそのような思いを反映したかったのですね

これは「カブトムシ」、「網戸」が季語です
どちらかを外すと句意から大きく逸れるるとになるため、どちらも活かしたいと思います

「裏に」は説明的ですし、なくても
裏が「部屋側か外側か」は網戸によって異なりますが、部屋の中から網戸にカブトムシが張りついているという解釈は、どちらかと言えばひねくれものです
その考え方も、詩心があるといえばあって素晴らしいものですが(ry

そうした場合は
「ここから出して!」と網戸のカブトムシ
とすれば一応成立します

本題に戻ります
網戸のカブトムシ、とすることで主役「カブトムシ」と脇役「網戸」となるかと思います
主役と脇役を入れ替えるには、網戸の描写を増やして「~(網戸の描写や思い出)~網戸にカブトムシ」とすれば逆転します

あとはこの「いつまでもいるぞ」という、直せそうな表現をどうするかです
そこは作者さんの考え方次第です
ご健闘をお祈りします

点数: 2

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