「カブトムシ網戸の裏にいつまでも」の批評
回答者 腹井壮
よしはむさん、ハオニーさんこんにちわ。
原句そのものにかなり良さがあるのでハオニーさん以上の添削は思いつきませんでした。
恥ずかしながら網戸が季語である事を存じておりませんでした。
そこで例句を調べておりましたら
http://fudemaka57.exblog.jp/25946250/
やたらと季重なりが多いんですね。
参考までに。
点数: 1
添削のお礼として、腹井壮さんの俳句の感想を書いてください >>
作者 よしはむ 投稿日
回答者 腹井壮
よしはむさん、ハオニーさんこんにちわ。
原句そのものにかなり良さがあるのでハオニーさん以上の添削は思いつきませんでした。
恥ずかしながら網戸が季語である事を存じておりませんでした。
そこで例句を調べておりましたら
http://fudemaka57.exblog.jp/25946250/
やたらと季重なりが多いんですね。
参考までに。
点数: 1
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回答者 ハオニー
面白いカブトムシの様子を描こうとしていたのですね
下五(座五ともいう)の「いつまでも」にそのような思いを反映したかったのですね
これは「カブトムシ」、「網戸」が季語です
どちらかを外すと句意から大きく逸れるるとになるため、どちらも活かしたいと思います
「裏に」は説明的ですし、なくても
裏が「部屋側か外側か」は網戸によって異なりますが、部屋の中から網戸にカブトムシが張りついているという解釈は、どちらかと言えばひねくれものです
その考え方も、詩心があるといえばあって素晴らしいものですが(ry
そうした場合は
「ここから出して!」と網戸のカブトムシ
とすれば一応成立します
本題に戻ります
網戸のカブトムシ、とすることで主役「カブトムシ」と脇役「網戸」となるかと思います
主役と脇役を入れ替えるには、網戸の描写を増やして「~(網戸の描写や思い出)~網戸にカブトムシ」とすれば逆転します
あとはこの「いつまでもいるぞ」という、直せそうな表現をどうするかです
そこは作者さんの考え方次第です
ご健闘をお祈りします
点数: 2
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優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。
昔、田舎の実家にいたとき、部屋の灯りに誘われてやってきたカブトムシが、網戸の裏に張り付いて、いつまでもそこにいた様子を句にしたものです。
カブトムシは、灯りに釣られてやってくるので、習性的にそこから離れなくなるのだと思いますが、テレビを見ていて、CM中に網戸に目をやると、まだそこにいる、というのがおもしろかった記憶があります。
今は、田舎でも虫が減ってきているそうで、なかなかお目にかかれない光景かもしれません。