俳句添削道場(投句と批評)

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あなたの肩に消えた夜店の灯り

作者 るまり  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

賑わう祭りの中で、不意に不機嫌になった彼が何も言わずに立ちあがり立ち去る瞬間を切り取りました。

最新の添削

遠くなるあなたの背に夜店消えた

回答者 三日酔いの防人

るまり様、初めまして。原句である
あなたの肩に消えた夜店の灯り
美しい響きかと思います。ただ、彼が立ち上がり立ち去る瞬間というのが、17音で表現しようとするとなかなか難しいところですね。皆様の素晴らしい添削の後で、参考になるか分かりませんが、原句では彼がその場から離れていく様子が分かりません。やはり、去る、立ち去る、去り際、小さくなるといった離れる様子は必要かと。
肩という単語で、立ち上がる目線をイメージされている訳ですが、肩を使うのであれば見上げるとか、目線を入れないとイメージしずらいのでは。思い切って立ち上がる瞬間を切ってしまい、去っていく様子に重点を置けば、肩ではなく背とすれば追い縋る様子が詠えます。私はどうしても『あなた』という言葉を使いたかったのでこのようになりました。

点数: 0

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添削一覧 点数の高い順に並んでいます。

あなたが肩で呑んだ夜店の灯り

回答者 大須賀一人

すごくセンスの有る句かと思います
賛否は有るでしょうが、私は破調の句は好きです
個人的に気になった点が二つだけ有ったので、そこを直させて頂きました
一つは肩に消えた=立ち上がったとの解釈が説明無しだとやや難解な事
二つ目は、「の」を二度使ってしまっている事、です

点数: 2

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去る君の肩へ消えゆく夜店の灯

回答者 ハオニー

結構悩みました
いい添削ができても18音になってしまい、作者さんのこだわっている「全部合わせて17音」という技法を超えられずにいましたが...
大変ながらくお待たせしました
順番に解説していきます

「去る」という2音分を使うと、その人物が「私を抱きしめてくれたから肩に灯りが消えたのね」という誤解がなくなります
その誤解も羨ましいけどねー こちとら独身でい(ry

詩歌の世界では「君」は意中の人とか恋人とか夫(もしくは妻)を表します
「あなた」と「君」の、1音浮いた分が後々効いてきます

去っていく君はどちらへ行くか分からないので、助詞の「へ」を使います
「灯(あか)り」としなくても「灯(ひ)」で伝わります 2音浮きました
そして「消える」にさらに1音使って、「消えゆく」と複合動詞にして時間経過を出します
これで「いきなり消えた」ではなく、立ち去って「徐々に見えなくなっていく」感じが出ました

調整したら、きちんと五七五に収まりました
破調じゃなくなってしまったことだけが心残りです

点数: 2

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去る君の沈んで行きぬ屋台の灯

回答者 腹井壮

前回の添削ではやり残した感じがあったので再チャレンジしました。

句意をよく読むと「肩」には拘ってないようですので「肩」は省略しました。また、「去る君の」はハオニーさんのアイディアを拝借させて頂きました。

小説のワンシーンのようなシュチュエーションにるまりさんの一句にしたい思いがとても伝わってきました。

点数: 0

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「あなたの肩に消えた夜店の灯り」の批評

回答者 腹井壮

でも、やっぱり見返すと原句とは少しイメージが違いますね。

ハオニーさんですら苦心した位だから自分が添削(推敲)するには時間をかけなきゃ駄目でした。

反省。

点数: 0

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